silence:平成最後のシングル
2019年、
柴咲コウがMuseK名義で発表した配信限定シングル『silence』。
この曲は、
WOWOWの連続ドラマ『
坂の途中の家』の主題歌として書き下ろされ、ドラマの重厚なテーマが色濃く反映された作品となっています。
約1年ぶりのMuseK名義シングル
『silence』は、MuseK名義としては前作『Blessing』から約1年ぶり、
柴咲コウ名義を含めると前作『
The silhouette』から約1ヶ月ぶりのリリースとなりました。
芸能生活20周年と12ヶ月連続リリースの締めくくり
このシングルは、
柴咲コウの芸能生活20周年を記念して行われた12ヶ月連続プレスリリースの最終作品です。『
The silhouette』との2ヶ月連続リリースという、特別な企画の締めくくりとして発表されました。
『silence』の
作詞は、
WOWOW連続ドラマ『
坂の途中の家』の2ヶ月にわたる撮影を終えた直後に、
柴咲コウ自身によって行われました。
ドラマの撮影で得た強い印象が、
作詞に大きく影響を与えたことが伺えます。
全編英語詞による表現
楽曲は全編英語詞で書かれており、
柴咲コウ自身の言葉で、ドラマの主人公の心情を繊細に表現しています。
柴咲コウ自身は、この曲について「これは『失望感に見舞われる主人公』を思い浮かべながら
作詞をしまして、ドラマの内容のテーマが私の中に色濃く強く残っている中での制作だったので、もう一度演じるかの如く
作詞をしました」と語っています。
作詞は
柴咲コウ、
作曲・編曲は野崎良太、そして訳詞は
有坂美香が担当。それぞれの才能が融合し、完成度の高い作品に仕上がっています。
平成最後のシングル
『silence』は、
2019年5月1日の元号変更によって、平成最後のシングルとなりました。
この時代の終わりと、新たな時代の始まりを象徴する作品として、多くのリスナーの心に響いたことでしょう。
作品概要
タイトル:silence
アーティスト:
柴咲コウ(MuseK名義)
リリース形態:配信限定シングル
作詞:
柴咲コウ
作曲・編曲:野崎良太
訳詞:
有坂美香
* タイアップ:
WOWOW連続ドラマ『
坂の途中の家』主題歌
『silence』は、
柴咲コウの表現者としての深みと、音楽家としての高い才能を改めて示す、重要な作品となりました。
ドラマの世界観と見事に融合したこの楽曲は、多くのリスナーに長く記憶される、忘れられない一曲と言えるでしょう。