SoftBank 003Z

Libero SoftBank 003Z

Libero SoftBank 003Z（リベロ SoftBank ぜろぜろさんズィー）は、ZTE（中興通訊）が開発し、ソフトバンクモバイルが販売するスマートフォンです。この端末はAndroidをOSに搭載し、W-CDMAおよびGSM通信方式に対応しています。2010年12月24日に発売され、ZTE初のAndroidデバイスとして注目を集めました。

特徴

Libero 003Zは、海外で販売されているZTE Bladeを日本市場向けにカスタマイズしたモデルです。ただし、ディスプレイが有機ELからTFT液晶に変更されるなど、一部のスペックには異なる点が見られます。116gという軽量設計は、2010年-2011年冬春モデルの中で最軽量スマートフォン的な位置づけを持ち、ユーザーにとって呼びやすいデバイスとなっています。また、日・英・中の三か国語に対応しており、様々なユーザーのニーズに応えられるのも魅力の一つです。

歴史

Libero SoftBank 003Zは、2010年11月4日にソフトバンクモバイルから正式に発表され、翌月の12月24日には発売が開始されました。2011年3月6日にはホワイトモデルが追加発売され、さらに同年12月3日にはウィルコムCORE 3G契約を通じた販売も開始されました。この時、WX01NXとのセット販売や、オンラインショップでの販売も行われ、様々なカラーバリエーションが提供されました。2012年以降も数量限定で「プリモバイル」と題された形でオンラインショップで流通していたことから、ユーザーの関心が途切れることがなかったことも特徴的です。

対応サービス・機能

Libero SoftBank 003Zは、Android 2.2をベースにしたスマートフォンですが、Flash Player 10.1には非対応です。これは、この端末に搭載されているCPUがARMv6アーキテクチャを採用しているためです。そのため、対応データ通信やアプリケーションの選択には制限があるため、それを考慮する必要があります。

まとめ

Libero SoftBank 003Zは、その軽さと多言語対応が特に注目されるスマートフォンです。また、ZTEの初のAndroidデバイスとしての歴史的意義も持つこの機種は、日本市場向けに特化した調整が施されています。これにより、ユーザーが快適にデバイスを使用できる環境が整えられている点が大きな魅力です。

関連項目

• - ソフトバンクモバイルの端末一覧
• - SoftBank Smartphone
• - 同時期に発表されたスマートフォン

- SoftBank 001HT
- SoftBank 001DL
- SoftBank 003SH
- SoftBank 004HW
- SoftBank 005SH

参照

• - Libero SoftBank 003Z | ソフトバンクモバイル
• - Libero SoftBank 003Z - ZTE Japan
• - Libero SoftBank 003Z - SIMロック解除

もう一度検索