SoftBank 007SH

AQUOS PHONE THE HYBRID SoftBank 007SH

AQUOS PHONE THE HYBRID SoftBank 007SH（アクオスフォン ザ ハイブリッド ソフトバンク　ゼロゼロナナエスエイチ）は、シャープが日本国内向けに開発したスマートフォンで、ソフトバンクモバイルが提供しています。この端末は、W-CDMAとGSMに対応した折り畳み式の2軸ヒンジスマートフォンです。加えて、ターゲットユーザーを女性に絞って開発されたモデルである007SH Jや、ハローキティデザインの007SH KTもラインナップされています。

特徴

007SHは業界の先駆けとして、折り畳み2軸式ヒンジ（シャープはこれをSwivel Styleと呼称）を採用しています。フィーチャーフォンと同様のテンキーを搭載しているため、タッチパネル操作の直感性と、従来より親しまれてきたフィーチャーフォン操作を併せ持っています。

メインディスプレイには、3.4インチのフルワイドVGA NewモバイルASV液晶を採用しており、視差バリア方式で3D画面表示にも対応しています。また、カラーベールビューやSVエンジン＋、フレーム補間機能を搭載しており、視覚体験のクオリティを向上させています。パネルには強化ガラスを使用し、耐久性が強化されているのも特徴です。

さらに、生活防水性能（IPX5/IPX7相当）や防塵性能（IP5X相当）も併せ持つため、日常生活やアウトドアにおいても安心して使用できる設計となっています。

カメラ機能

007SHのカメラ機能は特に充実しており、業界最高クラスの1610万画素のCCDセンサーを搭載しています。このカメラはNDフィルターやメカニカルシャッター、独自の画像処理エンジンProPixを組み合わせることで、高品質な撮影を実現しています。暗所での撮影も可能で、最高ISO12800まで増感でき、さらに最大30秒間のバルブ撮影も可能です。

シーン検出、顔検出、コンティニュアスAF（オートフォーカス）など、多様な機能も備わっているので、誰でも簡単に高品質な写真が撮影できるのが魅力です。また、背景をぼかす機能も搭載されており、「一眼レフ風カメラ」として利用することもできます。

歴史と関連商品

AQUOS PHONE THE HYBRID 007SHは2011年の6月17日に発売され、ご好評を博しました。これに続いて、AQUOS PHONEはさまざまなモデルが展開され、007SHの後継機にはAQUOS PHONE THE HYBRID 101SHがあり、こちらはスライド式デザインを採用しています。

同様のフィーチャーを持つ他のモデルには、AQUOS PHONE IS11SHやIS14SHがあり、これらはAndroid 2.3.3を搭載しているau向けスマートフォンです。

まとめ

AQUOS PHONE THE HYBRID 007SHは、特に女性ユーザーを意識したデザインや機能が魅力的であり、高度なカメラ機能や操作性の良いテンキーによって、スマートフォン初心者からハイエンドユーザーまで幅広く支持されています。また、防水・防塵性能を備えているため、様々なシーンで活用できる汎用性も持ち味です。

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