SoftBank 830T

SoftBank 830Tは、東芝が開発しソフトバンクモバイルから販売されたW-CDMA方式の携帯電話端末です。このモデルは、特に女性ユーザーを強く意識してデザインされており、前モデルであるSoftBank 815Tのコンセプトを継承し、外観カバーを自由に交換できる点が大きな特徴です。

ユーザーは、多種多様なデザインのカバーを組み合わせることで、自分だけのオリジナルデザインの端末を作り出すことができます。これにより、個性を表現したいユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢となりました。

また、SoftBank 830Tは、東芝製の音声端末携帯電話としてはSoftBank 811T以来となるGSMローミングに対応しており、海外での利用も可能になっています。さらに、ソフトバンクモバイルの東芝製端末としては921T以来となるFelicaも搭載しており、電子マネーなどの決済機能も利用可能です。

この端末は、子供向け携帯電話であるSoftBank 831Tとは姉妹機種に当たりますが、SoftBank 830Tの方がより高機能なモデルとして位置づけられています。そのため、幅広い年齢層のユーザーに利用されることを想定して開発されました。

歴史

SoftBank 830Tは、2008年10月30日にソフトバンクモバイルから発表され、2008年12月5日に発売が開始されました。しかし、2014年3月8日にはモバイルSuicaサービスが非対応となるという発表がありました。これは、モバイルSuicaのサービス仕様変更によるもので、SoftBank 830T固有の問題ではありません。

関連情報

SoftBank 830Tに関わる情報として、以下のものが挙げられます。

ソフトバンクモバイルの端末一覧
SoftBank 815T - SoftBank 830Tの前モデルで、同様に着せ替え機能を持つ。
SoftBank 824T - SoftBank 830Tと同世代の端末。
SoftBank 831T - SoftBank 830Tの姉妹機種で子供向けモデル。
T001 - au向けの端末でありながら、同じく東芝製の着せ替え可能な携帯電話。

外部リンク

SoftBank 830Tに関する詳しい情報は、以下の公式サイトで確認できます。

SoftBank 830T | Softbank
* 株式会社 東芝 Softbank 830T

SoftBank 830Tは、着せ替え可能な外観、GSMローミングやFelicaへの対応など、当時としては先進的な機能を備えた携帯電話でした。そのデザイン性から、特に女性ユーザーからの支持を集めました。

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