Sportio water beat

Sportio water beat（スポーティオ ウォーター ビート）は、シャープが日本国内向けに開発し、KDDIおよび沖縄セルラー電話がauブランドで展開したCDMA 1X WIN対応の携帯電話です。製造型番はSHY01。

特徴

Sportioシリーズの第2世代にあたる本機は、運動をサポートする機能が特徴です。

IPX5/IPX7相当の防水性能を備えており、水濡れを気にせず利用できます。auの携帯電話としては初めて、物理的なテンキーを廃止し、全面タッチパネル液晶を採用しました。電話操作もタッチパネルで行います。本体右側面には、方向キー、電源ボタン、マナー/クリアボタンが配置されています。

ただし、搭載されているGUIはKCP+標準のテンキー操作用に作られたものをベースに若干カスタマイズしたものです。そのため、メニュー階層によってはタッチ操作からソフトウェアキーボードに切り替わったり、サイドのカーソルキーを使用せざるを得ない場合があります。このため、タッチパネル操作を主とするiPhoneシリーズやAndroid OS搭載スマートフォンとは操作感が大きく異なります。

不具合

2009年7月28日には、以下の不具合を修正するためのケータイアップデートが実施されました。

SSLサイトで大きなファイルをアップロードすると、接続が切断される場合がある。
タッチパネルの一部が反応しなくなる場合がある。

沿革

2009年5月25日：KDDIおよびシャープより公式発表。
2009年5月29日：関東地区を除く全国で一斉発売。
2009年5月30日：関東地区で発売。
2010年3月1日：プリペイド専用端末としての提供を開始（KCP+対応端末としては初）。
2010年9月：販売終了。
2012年7月22日：L800MHz帯（旧800MHz帯・CDMA Band-Class 3）によるサービスが停波。以降は、N800MHz帯（新800MHz帯・CDMA Band-Class 0）および2GHz帯（CDMA Band-Class 6）の各サービスで利用。
2022年3月31日：auの3Gサービス（CDMA 1X WIN）の終了に伴い、当端末は利用不可となる。

主な機能・サービス

運動支援機能
防水性能
タッチパネル操作

関連項目

Sportio (W63T)：同シリーズの第1世代にあたる機種。製造元は東芝。
N-07A：NTTドコモで同時期に発表された「スポーツ」機能重視の携帯電話。

脚注

外部リンク

* Sportio water beat (au On-Line Manual) - ウェイバックマシン（2009年6月15日アーカイブ分）

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