Syudou

syudou（しゅどう）

syudouは、1995年 9月27日生まれの日本の音楽家です。シンガーソングライター、音楽プロデューサー、そしてボカロPという多彩な顔を持ち、幅広い音楽活動を展開しています。山梨県で生まれ、栃木県で育ちました。

来歴

幼少期から音楽に親しみ、2012年頃からインターネット上でドラム演奏動画の投稿を始めました。その後、ボカロPとしての活動を開始。初期の動画は削除されていますが、2013年に投稿された「ふなっしーの歌」が最古の楽曲としてYouTubeに残っています。このことから、ファンからは「ふなっしーの男」と呼ばれることもあります。ニコニコ動画では、2015年投稿の「ガラクタ通り四番地」が初期の作品として知られています。2012年以前には、ニコニコ動画でMAD動画を投稿していました。また、2016年頃には、他のアーティストの楽曲カバーも行っていました。

就職後も音楽活動を継続し、2018年に発表した楽曲「邪魔」がヒット。同年には、アイドルグループ「じゅじゅ」への楽曲提供も行いました。その後も数々のヒット作をリリースし、2019年には初のアルバム『最悪』を発表。2020年には会社を辞め、音楽活動に専念することを決意しました。2021年1月からは、自身の企画であるラジオ動画「syudouの孤独なラジオ」を配信しています。

2019年に発表した楽曲「ビターチョコデコレーション」がヒットしたことをきっかけに、作詞家・作曲家としての活動も活発化。2020年10月には、歌い手Adoへ楽曲「うっせぇわ」を提供し、社会現象を巻き起こしました。この楽曲の大ヒットにより、syudou自身も注目を集めるようになり、メディアへの露出も増加しました。

2021年3月30日には、初のオリジナル歌唱曲「へべれけジャンキー」を発表。しかし、自身のブログで「ボカロ活動を辞める気はない」と明言しており、現在もニコニコ動画にボカロ曲を投稿しています。

2022年2月25日には、初のライブ公演「狼煙」のティーザー動画が公開され、4月29日には同名の楽曲「狼煙」が発表されました。5月3日にはオンラインライブが開催され、8月8日には初の有観客ライブ「加速」が中野サンプラザで行われました。中野サンプラザを初ライブの会場に選んだ理由として、syudouは山梨と栃木の2つの故郷を行き来する際に中野駅をよく利用していたこと、学生時代にライブでよく訪れていたこと、そして2023年7月に閉館する中野サンプラザでライブをしたいという強い思いがあったことを語っています。

人物

中学校で吹奏楽部に入部したことがきっかけで楽器に触れ始め、ドラムの演奏動画をネットに公開するようになりました。高校時代にはバンドを組むも解散。その後、DTMを始め、大学入学頃から作曲家を志すようになりました。パソコンやDAWを購入し、レコード会社にデモテープを送るなど、ボカロPとしての活動を本格的に開始。しかし、当時はなかなかうまくいかず、就職することに。会社員として働きながらもボカロPとしての活動を続け、2019年に「ビターチョコデコレーション」が注目を集めました。2020年には、音楽活動のみで生計を立てられるようになったため、会社を退職しました。

ハチ（米津玄師）の大ファンであることを公言しており、アルバムの解説配信でもその熱い思いを語っています。また、スマホゲーム「プロジェクトセカイカラフルステージ! feat. 初音ミク」に提供した楽曲「ジャックポットサッドガール」は、ハチの「砂の惑星」へのアンサーソングとなっています。

お笑い好きとしても知られており、お笑い芸人の粗品がsyudouの提供曲「うっせぇわ」の替え歌を公開したことをきっかけに、両者は交流を深めました。さらに、syudouの楽曲「爆笑」は、あるお笑い芸人の人生を描いたものだと発表されています。この楽曲を聴いたお笑いコンビのマヂカルラブリーは、自分たちのことを歌っているのではないかとラジオで語り、インターネット上でも話題となりました。その後、syudouはマヂカルラブリーの野田クリスタルとの対談で、「爆笑」がマヂカルラブリーを題材にした曲であることを公表しました。

主な楽曲

うっせぇわ (Ado提供)
ビターチョコデコレーション
コールボーイ
キュートなカノジョ
爆笑
狼煙

ディスコグラフィ

(配信限定シングル、アルバム、楽曲提供、ミュージックビデオ、タイアップ、ライブの情報は割愛)

Syudou

syudou（しゅどう）

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