THE ALFEE SINGLE HISTORY VOL.I 1979-1982

『THE ALFEE|THE_ALFEE SINGLE HISTORY VOL.I 1979-1982』

1994年9月20日にリリースされた『THE ALFEE|THE_ALFEE SINGLE HISTORY VOL.I 1979-1982』は、アルフィーの13枚目となるベスト・アルバムです。このアルバムは、グループが1994年に迎えたデビュー20周年を記念した一連のプロジェクトの第一作目として位置づけられています。

アルバムの背景

The ALFEEは、1979年にポニーキャニオンに移籍して以来、数多くのヒットシングルを世に送り出してきました。1994年時点で発売されたシングルは、40枚にのぼります。これらのシングルを時系列で集めた「シングル・ヒストリー」アルバムは、全4作のリリースが計画され、その第一弾が本作となりました。興味深いのは、本アルバムが彼らのブレイク前の楽曲で構成されていながらも、シリーズ全体の中で最も売上が高いという事実です。

アルバムのタイトルでのグループ名「THE ALFEE|THE_ALFEE」は、アルファベットで書かれた場合は冠詞が付いていますが、片仮名表記の際には冠詞が省略されています。また、初回生産分には特典として、12枚のシングルのレコードジャケットカードが付属していました。

収録曲詳細

アルバムは二つのディスクに分かれ、全曲の作詞・作曲は高見沢俊彦が手がけています。各曲の編曲も多様で、様々なアレンジャーの趣向が凝らされています。以下に収録曲の一部を挙げます。

DISC.1

1. ラブレター - 編曲：クニ河内
2. 過ぎ去りし日々 - 編曲：クニ河内
3. 街角のヒーロー - 作詞：坂崎幸之助 編曲：クニ河内
4. 冬将軍 - 編曲：アルフィー with 矢野立美
5. 無言劇 - 編曲：アルフィー with 矢野立美

DISC.2

1. 恋人になりたい - 編曲：井上鑑 with アルフィー
2. 通り雨 - 作詞：有川正沙子 編曲：井上鑑
3. 泣かないでMY LOVE - 編曲：井上鑑
4. 別れの律動 (リズム) - シングル・バージョン 編曲：ALFEE
5. 挽歌 - シングル・バージョン 編曲：ALFEE

いずれの楽曲も、懐かしいメロディや心に残る歌詞が特徴で、当時のファンのみならず、現在のリスナーにも新鮮な感動を与える内容となっています。アルフィーの音楽がどのように進化してきたのかを感じることができる、貴重な作品と言えるでしょう。

本アルバムは、彼らの音楽キャリアを振り返るだけでなく、これからも多くのリスナーに愛され続けることを期待させる一枚です。

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