THE STORY

THE BOOM トークCD「THE STORY 呼吸する音楽」

「THE STORY 呼吸する音楽」は、日本の音楽グループTHE BOOMが制作したトークCDです。このCDは、2005年に再発されたTHE BOOMのアルバムに付属していた応募券を3枚集めて応募した人全員にプレゼントされた非売品であり、ファンにとっては非常に貴重なアイテムとなっています。

内容

このトークCDでは、THE BOOMのメンバーが、過去に発売されたアルバムの思い出や制作秘話を、発売順に語っています。収録時間は60分を超える充実した内容で、各アルバムについてのエピソードトークの後には、そのアルバムに収録されている楽曲の一部が流れる構成となっています。

収録曲と内容詳細

1. はじめのあいさつ: CD購入への感謝と、収録内容の紹介から始まります。
2. A PEACETIME BOOM: 初めてのレコーディングでの苦労話が語られます。楽曲は「星のラブレター」が流れます。
3. サイレンのおひさま: ファーストアルバムとセカンドアルバムに対する捉え方の違いや、ジャケットへのこだわりが語られます。楽曲は「僕はぬけがらだけおいてきたよ」です。
4. JAPANESKA: 沖縄でのジャケット撮影のエピソードや、第2のファーストアルバムとしての位置づけ、和太鼓を使ったレコーディング、メンバーの山川巌のラジオ出演について触れられます。楽曲は「100万つぶの涙」です。
5. D.E.M.O.: 制作理由、山川のウッドベース、宮沢和史が西洋風にアレンジしたジャケットの説明があります。楽曲は「free Time」です。
6. 思春期: タイトルの説明、三線を取り入れた背景、精神的に研ぎ澄まされた状態で書かれた歌詞について語られます。楽曲は「思春期」です。
7. FACELESS MAN: 活動休止を経て制作されたアルバム。レコーディング環境の変化、舞台での経験、ツアーを意識した楽曲制作について語られます。楽曲は「真夏の奇蹟」です。
8. REMIX MAN: 初めてのリミックスアルバムについてのトーク。楽曲は「いいあんべえ」です。
9. LOVE IS DANGEROUS: ジャマイカでのレコーディング環境や、文化的な衝撃、MIYA&YAMIについて語られます。楽曲は「神様の宝石でできた島」です。
10. 極東サンバ: サンバラテン音楽への興味、楽器の多さ、新しい奏法への取り組み、スタジオでの思い出などが語られます。楽曲は「風になりたい」です。
11. TROPICALISM -0°: ジャケットに込められた阪神淡路大震災との関連性、極東サンバとの違い、「TROPICALISM」の収録における苦労話が語られます。楽曲は「TROPICALISM」です。
12. No Control: 「墓標」レコーディング当時の逸話、「大阪でもまれた男」と浜村淳について語られます。楽曲は「墓標」です。
13. LOVIBE: 曲作りに関する話。これまでの要素を取り入れつつも、自然な形になったこと、ジャケットへのこだわりが語られます。楽曲は「I'm in love with you」です。
14. 終わりのあいさつ: 全体の総括とメンバー紹介。BGMには「島唄」が使用されています。

このトークCDは、THE BOOMの音楽のルーツや制作背景を知る上で非常に貴重な資料であり、ファンであればぜひとも手に入れたいアイテムと言えるでしょう。メンバーの飾らないトークからは、彼らの音楽に対する情熱や、当時の時代背景が伝わってきます。

もう一度検索