UFC 283: テイシェイラ vs. ヒル 大会詳報
2023年
1月21日、
ブラジルの
リオデジャネイロにあるジュネス・アリーナにて、世界中から格闘技ファンが集結する中、
UFC 283が開催されました。この大会では、2つの世界タイトルマッチが組まれ、大きな注目を集めました。一つは、
グローバー・テイシェイラと
ジャマール・ヒルのUFC世界ライトヘビー級王座決定戦。もう一つは、正規王者
デイブソン・フィゲイレードと暫定王者
ブランドン・モレノによるUFC世界フライ級王座統一戦です。
試合結果
大会は、アーリープレリム、プレリミナリーカード、そしてメインカードの3部構成で、白熱した試合が繰り広げられました。以下、各試合の結果を詳細に見ていきましょう。
アーリープレリム
第1試合(バンタム級): ダニエル・マルコスがサイモン・オリベイラを1R 4:33、ボディへの右膝蹴りとパウンドでTKO勝利。
第2試合(女子フェザー級): ジョジアニ・ヌネスがザラ・フェイリンを3-0の判定で勝利。
第3試合(ウェルター級): ニコラス・ダルビーがワーレイ・アウベスを2-1の判定で勝利。
第4試合(ライト級): イスマエル・ボンフィムがテランス・マッキニーを2R 2:17、左飛び膝蹴りでKO勝利。
第5試合(バンタム級): コーディー・スタマンがルアン・ラセルダを3-0の判定で勝利。
第6試合(ヘビー級): ジャイルトン・アウメイダがシャミル・アブドゥラヒモフを2R 2:56、パウンドでTKO勝利。
プレリミナリーカード
第7試合(ウェルター級): ガブリエル・ボンフィムがムニール・ラズィーズを1R 0:49、ギロチンチョークで一本勝ち。
第8試合(ライト級): ティアゴ・モイゼスがメルキザエル・コスタを2R 4:05、ネッククランクで一本勝ち。
第9試合(ミドル級): ブルーノ・フェレイラがグレゴリー・ホドリゲスを1R 4:13、左ストレートでKO勝利。
第10試合(ライトヘビー級): イーホル・ポティエリアがマウリシオ・ショーグンを1R 4:05、左フックとパウンドでTKO勝利。
メインカード
第11試合(ライトヘビー級): ジョニー・ウォーカーがポール・クレイグを1R 2:16、パウンドでTKO勝利。
第12試合(女子フライ級): ジェシカ・アンドラージが
ローレン・マーフィーを3-0の判定で勝利。
第13試合(ウェルター級): ギルバート・バーンズがニール・マグニーを1R 4:15、肩固めで一本勝ち。
第14試合(UFC世界フライ級王座統一戦): ブランドン・モレノが
デイブソン・フィゲイレードを3R 5:00、ドクターストップでTKO勝利。モレノが王座統一に成功しました。
第15試合(UFC世界ライトヘビー級王座決定戦): ジャマール・ヒルがグローバー・テイシェイラを5R終了、3-0の判定で勝利。ヒルが新王者となりました。
大会表彰
ファイト・オブ・ザ・ナイト: ジャマール・ヒル vs.
グローバー・テイシェイラ
*
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト: ジャイルトン・アウメイダ、イスマエル・ボンフィム
受賞選手には、それぞれ5万ドルのボーナスが授与されました。
まとめ
UFC 283は、タイトルマッチを含む数々の激しい試合が繰り広げられ、記憶に残る大会となりました。新たな王者誕生や王座統一劇など、多くのドラマが生まれたこの大会は、世界中の格闘技ファンに大きな興奮と感動を与えました。今後のUFCにも目が離せません。