URBANO L02

URBANO L02について

URBANO L02（アルバーノ エル ゼロニ）は、日本の京セラが手がけたスマートフォンで、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話のURBANOシリーズの一部です。名機のKYY22として知られ、CDMA 1X WINおよびau 4G LTEに対応しています。これは、URBANOスマートフォンシリーズの第3弾にあたります。

概要

これまでのURBANOシリーズは40代以上のユーザーやスマートフォン初心者をターゲットにしています。URBANO L02は前のモデルであるURBANO L01（KYY21）のマイナーチェンジ版として開発されましたので、基本的なスペックはほぼ同じです。特にフィーチャーフォンからの機種変更を希望するユーザーにとって、このスマートフォンは使いやすさを重視した設計がされています。

尚、URBANO L02はDIGNOシリーズには含まれません。すべてのauの2014年春モデルのスマートフォンはQualcomm社製のSnapdragon 800プロセッサを搭載していますが、このモデルはデュアルコアプロセッサを採用している唯一のモデルです。

主要な特徴

URBANO L02の最大の利点はバッテリーが取り外し可能であり、Qi対応の非接触充電がサポートされていることです。これにより、バッテリーパックを交換せずに充電が行えるようになっています。また、前面には3つの物理キーがあり、初心者でも押しやすい形状へと改良されています。

さらに、工場出荷時にプリインストールされている「かんたんメニュー」は、スマートフォンに不安を抱えるユーザーのために設計されています。これにより、利用の敷居が一段と低くなります。背面のカバーが変更され、ユーザビリティの向上も図られています。

なお、オプションとしてURBANO L02専用の車載用充電トレイも用意されており、一部のトヨタ車にて置くだけで充電ができるようになっています。 このトレイは、auショップや大型電器店では購入できず、全国のトヨタディーラーおよびトヨタレンタリース店でのみ独占販売される予定です。

プリインストールアプリ

URBANO L02には、ユーザーに便利な多くのアプリがあらかじめインストールされています。具体的には、SkypeやFoursquareなどのソーシャルアプリ、また健康管理のためのau Smart Sportsシリーズや、各種 EC サイトへのアクセスが可能なアプリなどが含まれています。特に、Twitter for Androidやじぶん銀行もプリインストールされており、日常生活に便利な機能を提供しています。

セキュリティとブラウジング

URBANO L02にはPC向けのWebブラウザが標準装備されており、Flashコンテンツの表示にも完全に対応しています。なお、携帯向けサイト（EZWeb）への接続は他のスマートフォンやPCと同じく閲覧不可です。このように使いやすい設計がなされている本機種は、特に初めてスマートフォンを利用するユーザーにとって優れた選択肢となるでしょう。

歴史

このスマートフォンは以下の日程で公式に導入されました。

• - 2014年1月20日 - 連邦通信委員会（FCC）の認可を受ける。
• - 2014年1月22日 - KDDIおよび京セラから公式発表。
• - 2014年2月8日 - 全国で一斉に発売。

URBANO L02は京セラによって、使いやすさと便利さが追求されたスマートフォンであり、これからも多くのユーザーに支持されることでしょう。

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