URBANO L03

URBANO L03（アルバーノ エルゼロサン）

URBANO L03は、日本の通信事業者KDDIが展開するauブランド向けに、京セラによって開発されたスマートフォンです。このデバイスは、第3.5世代及び第4世代の移動通信システムに対応しており、特にau 3G（旧CDMA 1X WIN）、au 4G LTE、さらにau 4G LTE CA/WiMAX2+に対応しています。製造型番はKYY23で、主に日本国内向けに設計されています。

概要

URBANO L03は、先代機種であるURBANO L02（KYY22）の後継機種として位置付けられています。そのデザインは先代を踏襲しつつ、性能面での向上を図っています。

このモデルでは、京セラが同時に発表したTORQUE G01（KYY24）と同様に、旭硝子製の新素材強化ガラス「Dragontrail X」が使用されているため、液晶パネルは落下に対して強く、割れにくい特性を持っています。また、従来モデルよりも堅牢性・耐衝撃性が若干向上し、日常生活での使い勝手が改善されています。さらにURBANOシリーズとして初めてクアッドコアプロセッサを搭載しており、高速処理が可能です。加えて、LTEのキャリアアグリゲーション（LTE-Advanced）やWiMAX2+（WiMAX 2.1）への対応も果たし、データ通信がより快適に行えるようになっています。

バッテリーは取り外し不可能な設計に変更され、従来の専用電池パックによるQi充電には、パープルブラックバリエーション専用モデルが別途用意されている点も特徴です。これにより、NTTドコモの商標である「おくだけ充電」が使えるようになり、利便性が向上しました。

搭載アプリ

URBANO L03には、実用的なアプリが多数プリインストールされています。具体的には、以下のようなアプリが含まれています:

• - Skype
• - Friends Note
• - Foursquare
• - きせかえtouch
• - au Smart Sports Run&Walk
• - au Smart Sports Karada Manager
• - au Smart Sports Fitness
• - au one GREE
• - au one Brand Garden
• - au one ショッピングモール
• - au one モバオク
• - au one ナビウォーク
• - au one 助手席ナビ
• - au one ニュースEX
• - じぶん銀行
• - Twitter for Android
• - すぐ文字 for Android
• - すぐこえ
• - スカパー!プレミアムサービスLink（ダビング・視聴・とるダビ）対応

また、PC向けのWebブラウザが標準装備されているため、従来の携帯向けサイト（EZWeb）は他のスマートフォンやPCと同様に閲覧できません。安心セキュリティパックもフル対応しており、ユーザーが安心してデバイスを使用できる環境を提供しています。

沿革

URBANO L03の開発経緯に関しては、2014年5月8日にKDDIと京セラから公式発表があり、その後5月11日に連邦通信委員会（FCC）の認可を受けました。最終的に全国での一斉発売日は2014年6月28日で、当初の発売日予定が前倒しされる形でのリリースとなりました。

関連項目

URBANO L03は、京セラが展開するURBANOシリーズの一部であり、先代機種のURBANO L02（KYY22）や後継機のURBANO V01（KYY31）とともに同シリーズを構成しています。また、DIGNOシリーズの一部としても位置付けられることがあります。公式の情報は、auや京セラのウェブサイトで確認可能です。

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