V.V Mei

V.V Mei（ヴィー・ヴィー・めい）こと山口芽生（やまぐち めい）は、1983年2月3日生まれの日本の女性総合格闘家です。彼女は、格闘技イベントでD.J Meiとしてナレーターも務めています。東京都出身で、ブラジリアン柔術黒帯を保持し、元DEEP JEWELSアトム級王者、元VALKYRIEフェザー級王者という輝かしい実績を持っています。

彼女の格闘技キャリアは、幼少期に憧れたジャッキー・チェンの影響で空手を始めたことに端を発します。アメリカ在住時に空手を始め、帰国後は玄制流武徳会に入門し、全空連認定三段の段位を取得しました。その後、2005年にMAX柔術アカデミーに入門し、アメリカ留学中にはCaique柔術で青帯を授与されました。2011年からはCheckmat Tokyoに所属し、2017年にはブラジリアン柔術世界大会で3位入賞を果たし、和道稔之（佐藤稔之）より黒帯を授与されています。2016年からはONE Championshipに参戦するなど、国際的な舞台でも活躍しています。

リングネームは当初、得意技であるV1アームロックにちなんで「V一（ヴィー・はじめ）」を使用していましたが、2011年2月1日に現在の「V.V Mei」に改名しました。格闘家としての活動に加え、2018年からはD.J Meiとしてナレーター（声優）活動も開始し、RISEの選手入場時に名前をコールしています。

プロとしてのデビューは2007年3月11日のスマックガールでした。The Next Cinderella Tournament 2007 ライト級（-52kg）で優勝を果たし、その実力を証明しました。その後、VALKYRIEに参戦し、2010年にはフェザー級王座を獲得しました。しかし、2011年2月1日に所属していたMAX柔術アカデミーを離れてフリーとなり、リングネームを「V.V Mei」に改名しました。

2011年4月にはパンクラスに初参戦し、メインイベントで勝利を収めました。また、同年5月からは「ラビットカラテスクール」で講師としても活動を始めました。2015年にはDEEP JEWELSフェザー級グランプリで優勝し、第3代DEEP JEWELSフェザー級王者に認定されています（後にアトム級に改称）。

2016年からはONE Championshipにも参戦し、ONE世界女子アトム級王座決定戦にも出場しましたが、惜しくも王座獲得には至りませんでした。ONEでは、リングネームを山口芽生としています。

2023年4月29日にはRIZINに初出場し、浅倉カンナ選手と対戦しましたが、判定負けとなりました。

V.V Meiの戦績は、総合格闘技、グラップリング、シュートボクシングと多岐にわたります。彼女は、スマックガール The Next Cinderella Tournament 2007 ライト級優勝、VALKYRIEフェザー級次期挑戦者決定トーナメント優勝、第2代VALKYRIEフェザー級王座、第3代DEEP JEWELSフェザー級王座、DEEP JEWELSフェザー級グランプリ2015優勝など数々のタイトルを獲得しています。

彼女のキャリアは、格闘家としての実力だけでなく、ナレーターとしての才能も示す多才さも注目されています。

獲得タイトル
スマックガール The Next Cinderella Tournament 2007 ライト級 優勝
VALKYRIEフェザー級次期挑戦者決定トーナメント 優勝
第2代VALKYRIEフェザー級王座
第3代DEEP JEWELSフェザー級王座
* DEEP JEWELSフェザー級グランプリ2015 優勝

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