WX05SH

WX05SH（AQUOS PHONE ef）



WX05SHは、シャープが開発したAndroid搭載のデュアルモード端末で、ソフトバンクのY!mobile部門向けに発売されています。愛称は「かんたんスマホ AQUOS PHONE ef」です。この端末は、特にシニアユーザーや子供向けに特化して設計されています。

概要



WX04SHのマイナーチェンジモデルであるWX05SHは、ユーザーがよく使用する電話機能やメールを大きなボタンで簡単に操作できるように配置しています。これにより、技術に不安のあるユーザーでも扱いやすい端末となっています。

さらに、グループ会社のソフトバンクモバイル向けに展開されているSoftBank 204SHから、便利な「かんたんズーム」機能が移植されています。この機能は、小さい文字やアイコンを拡大して表示できるため、視認性を向上させます。

加えて、WX05SHにはペアレンタルコントロールアプリが搭載されており、子供の通話やアプリの利用時間を簡単に制限することができます。これにより、保護者は子供のスマホ利用を安心して管理できます。

料金プラン



この端末に対応する料金プランは「ウィルコムプランLite」および「ウィルコムプランD+」の2種類です。これ以外の料金プランでの契約は不可能であり、契約期間は3年のみの設定となります。それに加え、機種変更を行う際にも他のプランに変更することはできず、維持するためには新たに指定のプランに契約変更が必要です。しかし、ウィルコムプランLiteとD+間の変更はいつでも可能です。

2014年8月1日、Y!mobileブランドの統合により新たに「スマホプラン(タイプ3)」が登場し、WX05SHも対象機種に移行しました。ただし、その際には既存のウィルコムプランから変更が必要であり、実際に移行した場合、W-VALUE割引は適用が解除されます。なお、2015年10月以降はスマホプランの新規契約や機種変更が停止され、ウィルコムプランからの移行も不可能となりました。

データ通信



WX05SHは、PHSと3Gのデュアルデータ通信に対応しており、特にPHS通信は契約プランのデータ通信量には含まれず、速度制限の対象にもなりません。また、テザリングはPHSデータ通信でのみ利用でき、オプション契約なしで利用可能です。3G通信においては、契約プランに則り速度が制限されることがあります。

ネットワークの改編と影響



2015年12月11日、4G LTEの拡充に関連して3Gサービスの一部終了が発表されました。これに伴い、2017年4月以降、一部の地域では1.5GHz帯の通信速度の上限が低下する予定です。この変更により、WX05SHの通信性能にも影響が及ぶことが考えられます。

その他の機能



WX05SHには、シニアと子供向けの多様な機能が盛り込まれています。ユーザーフレンドリーなデザインと多機能なアプリケーションが特色であり、これにより利用者は快適に端末を操作することができます。

沿革




関連項目



WX05SHは、快適なスマホライフを提供するために、優れた機能とユーザビリティを兼ね備えた端末です。

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