X JAPAN WORLD TOUR LIVE IN HONG KONG

X JAPAN WORLD TOUR LIVE IN HONG KONG

2009年の1月16日と17日、名高い日本のロックバンドX JAPANは中華人民共和国の香港にて、アジアワールド・エキスポで特別なコンサートを行いました。これは彼らにとって初めての海外公演であり、同バンドが開催するワールドツアーの一環でもありました。

公演概要

この香港公演は、2008年の年末に行われた「X JAPAN COUNTDOWN GIG 〜初心に帰って〜」を皮切りにスタートしたワールドツアーの一部として位置付けられています。当初、17日のみのイベントとして計画されていましたが、チケットが発売と同時に完売したため、急遽1月16日に「破壊の夜 Extra」と呼ばれる追加公演を行う決断が下されました。これは公演10日前の1月7日に発表され、ファンの熱い関心を示す出来事となりました。

セットリストと演奏内容

破壊の夜 Extra (2009/1/16)

1日目のセットリストは非常に多様で、代表的な曲が織り交ぜられました。オープニングとなる「THE LAST SONG」に始まり、自慢の「Rusty Nail」では、YOSHIKIが華麗なピアノパフォーマンスを展開し、TOSHIの力強いボーカルで聴衆を魅了しました。特にこの曲では、通常のシンセサイザーのイントロとは別に、ピアノとボーカルのみでのサビが披露され、感動を呼び起こしました。

他にも、「WEEK END」や「DRAIN」、「Longing 〜跡切れたmelody〜」等、ファンに愛される楽曲が次々と演奏され、締めくくりには「CRUCIFY MY LOVE」が流れるという、濃厚な内容でした。

破壊の夜 in HONG KONG (2009/1/17)

2日目の公演では、セットリストが一部変更されており、開幕にアコースティックな「Amethyst」が演奏された後、再び「Rusty Nail」が披露されました。この日も「WEEK END」や「Forever Love」などの名曲が演じられ、特にこの日はHEATHによるベースソロが観客を圧倒しました。

さらに、アンコールでは「I.V.」や「ENDLESS RAIN」といった代表曲が続き、ファンたちにとって忘れられない一夜となりました。特に「ART OF LIFE」の第二楽章からの演奏や、ドラムソロとのコラボレーションは見所満載でした。

参加メンバー

この公演には、グループの中心メンバーであるYOSHIKI、TOSHI、HIDE、PATA、HEATHが参加しました。特筆すべきは、SUGIZOがサポートメンバーとして参加していたことです。彼は1日目には「紅」に続いて、2日目には「Rusty Nail」から演奏に加わりました。

このように、X JAPANの香港公演は、彼らの音楽の魅力をダイレクトに伝え、数多くのファンにとって特別な思い出として残るものとなりました。彼らの情熱が生まれた現場で、観客は圧倒的なパフォーマンスを堪能しました。

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