イケダハヤト

イケダハヤト

イケダハヤト（1986年生まれ）は、日本のブロガー、著述家、Voicyパーソナリティ、合同会社代表、そしてNFTコミュニティ運営者として多岐にわたる活動を展開しています。

生い立ちと学生時代

神奈川県横浜市出身で、中学生時代から個人サイト「nubonba」を運営し、当時人気を博した雑誌『ネットランナー』で連載を持つなど、早くからインターネットの世界に足を踏み入れていました。横浜市立戸塚高等学校を卒業後、早稲田大学政治経済学部に進学。大学時代には、後の妻となるイケダミキと吹奏楽サークルで出会っています。

東京での活動

大学卒業後、ルネサステクノロジに入社しSNS担当としてキャリアをスタート。その後、ベンチャー企業トライバルメディアハウスでSMMアナリストを務めました。2010年頃には、ビッグイシューのSNSコンサルティングや、エイズ孤児を支援するNGO「PLAS」でのプロボノ活動も行っています。また、NPO支援のプロボノ集団「テントセン」を創設し、代表を務めました。

2011年からはフリーランスとして独立し、ノマドワーカーとしての生活を始めます。2012年には、NHK Eテレの番組に出演し、ニュースブログ「ihayato.news」が「BLOGOS AWARD 2012」大賞を受賞。同年には、著書『年収150万円で僕らは自由に生きていく』を出版し、多摩大学で非常勤講師も務めました。

高知への移住と活動

2014年、子育てを機に高知県高知市へ移住。その後、高知県本山町へ転居し、2016年には合同会社「日本の田舎は資本主義のフロンティアだ」を設立し、代表に就任しました。この頃から、Voicyでの情報発信やYouTubeでの活動も開始。「イケハヤ大学」というチャンネル名で情報発信も行っています。仮想通貨投資にも積極的に取り組み、Fintechレビューアフィリエイトや情報商材販売も展開しました。

2017年にはブログで1.5億円の収益を上げるも、Googleのアップデートによりアフィリエイト収入が激減する経験もしています。2021年には、投資していた仮想通貨「TITAN」の暴落により批判を浴びるという出来事もありました。

高知での活動は、地方創生への関わりが深く、「こどものための図書館」や「高知ベンチャーサミット」などの活動にも携わっています。また、土地を購入し「イケハヤランド」の開発も行っています。

オンラインサロン運営にも積極的で、正田圭との「脱社畜サロン」や、はあちゅうとの共同サロンなど、様々なオンラインコミュニティを立ち上げ、運営に携わってきました。

NFTへの関心とプロデュース

2018年頃からNFTに興味を持ち始め、2021年には「CryptPunks」を購入。「XANALIA NFTART AWARDS 2021」アンバサダーにも就任しています。自身がプロデュースしたNFTコレクション「CryptoNinja NFT」は、2023年にテレビアニメ化されるなど、注目を集めています。

主な受賞歴

2012年 - 「BLOGOS AWARD 2012」大賞（「ihayato.news」管理者として）
2023年 - 「JinaCoin awards 2023」仮想通貨インフルエンサー部門受賞

著書

数多くの著書を執筆しており、主なものとして以下が挙げられます。

『年収150万円で僕らは自由に生きていく』
『まだ東京で消耗してるの？』
『武器としての書く技術』
『中学生から知っておきたい！悪い大人にお金をだまし取られない全知識』

また、Amazon Kindleでは「イケハヤ書房」として自費出版も多数行っています。

連載

『ネットランナー』
『現代ビジネス』
『PRESIDENT ONLINE』
『cakes』
* 『PARAFT』


イケダハヤトは、その挑発的な言動や多岐にわたる活動から、賛否両論を巻き起こすこともありますが、インターネットの世界における影響力は非常に大きいと言えるでしょう。

もう一度検索