エフエム宮崎

株式会社エフエム宮崎について

株式会社エフエム宮崎（MIYAZAKI FM BROADCASTING CO., LTD.）は、宮崎県を中心にFMラジオを通じて情報や音楽を届ける特定地上基幹放送事業者です。略称はFM宮崎、愛称はJOY FMとして親しまれており、コールサインはJOMU-FMです。このラジオ局は、全国的なネットワークとして知られるJFN系列の一員であり、さまざまな番組を提供しています。

基本情報

エフエム宮崎は、宮崎県内の民間放送局の中で唯一、県全域を放送対象地域とするFMラジオ局です。開局は1984年で、地元新聞である宮崎日日新聞社が最大の株主となっており、テレビ局のUMK（テレビ宮崎）との関連も深いです。特に、宮崎日日新聞社の取材によるローカルニュースは、開局以来重要なコンテンツの一つとして放送されています。また、朝日新聞社との提携も強化しており、地域のニュースを多角的に配信しています。

本社は宮崎市高千穂通の宮日会館10階に位置しており、2024年に新たな放送機材と共に移転する予定です。元々はUMKの敷地内にスタジオが設けられていましたが、社屋の老朽化を受けて新たな場所に移行することになりました。

歴史

エフエム宮崎の歴史は1982年10月に始まります。当時、全国的に県域FMラジオ局の周波数割当が行われ、その後1984年に正式に開局します。その際、開局式典がUMKスポーツスタジオで開催され、以降宮崎県内はもとより鹿児島県や四国の一部地域にも放送範囲を広げています。

開局以来、重要な番組に対するリスナーの関心は高く、1986年には音楽番組や交通情報番組で多岐にわたるコンテンツを提供しました。特に、1994年に愛称が「JOY FM」となったことは、地域における親しみやすさを強調し、以来多くのリスナーに親しまれています。

主要な番組

エフエム宮崎は現在も様々な番組を放送しており、特に「Today みやざき」や「JOY FM NEWS & WEATHER INFORMATION」など、地方のニュースや天気情報を中心に地域密着の内容を展開しています。また、音楽番組も多数あり、定期的にパワープレイや地域のアーティストを紹介する番組が放送されています。週末には特別企画としてDJイベントや地域密着型の特別番組も企画されることが多く、リスナーからの支持を受けています。

また、FM宮崎では日本道路交通情報センターとの提携により、交通情報をリアルタイムで提供し、地域の安全な移動を支援しています。これらの情報は平日だけでなく、土日にも放送され、多忙なリスナーにとって役立つ存在となっています。

今後の展望

2024年4月1日には新しい社屋への移転を予定しており、新たな放送機材を導入することで、さらなる番組のクオリティ向上を目指しています。記念番組も予定されており、今後も地域に根ざした放送局として成長していくことが期待されます。リスナーとの距離を大切にしながら、新たな挑戦を続けるエフエム宮崎に今後も注目が集まります。

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