サザコーヒー

株式会社サザコーヒーについて

株式会社サザコーヒー（SAZA COFFEE Co., Ltd.）は、茨城県ひたちなか市に本社を構えるコーヒーの栽培、製造、そして販売を手掛ける企業です。コロンビアコーヒー生産者連合会の会員でもあります。

歴史

サザコーヒーのルーツは、1942年に設立された劇場運営会社、勝田宝塚劇場株式会社に遡ります。その後、1969年に喫茶店「且座（さざ）」を開店したことが、コーヒービジネスへの第一歩となりました。1998年には、コロンビアのカウカ県に自社農園「サザコーヒー農園」を開設し、コーヒー豆の栽培にも本格的に乗り出しました。

2008年以降、高級豆であるゲイシャ（パナマ・ゲイシャ・エスメラルダ・マリオ）の取り扱いを開始し、国内外で高い評価を受けるようになりました。特に、ひたちなか市の本店と東京都の丸の内KITTE店では、一杯3000円という価格でパナマ・ゲイシャが提供されています。

沿革

1942年10月12日：勝田宝塚劇場株式会社設立（代表取締役社長：鈴木富治）。
1955年：鈴木興業株式会社設立（代表取締役社長：鈴木富治）。
1969年12月19日：珈琲店「且座（さざ）」開店。コーヒー関連事業を開始。
1972年：鈴木誉志男が代表取締役社長に就任。
1974年：コーヒーの自家焙煎を開始。
1989年：本社本店落成。本店内にギャラリーサザ開館。
1991年：株式会社サザコーヒーに社名変更。
1992年：鈴木美知子が代表取締役社長に就任。
1996年：コロンビアにサザコーヒー農園（5ha）を開園。
2004年：徳川慶喜がフランス公使に振る舞ったコーヒーを再現した「将軍珈琲」を商品化。
2005年10月1日：エキュート品川店を品川駅構内に開店。
2008年1月24日：コロンビア直営農園で育種事業を開始。
2011年：東日本大震災で被災した大洗町の大洗シーサイドステーションに出店。
2011年10月26日：コロンビアにトレス エドガリート農園（21ha）を開園。
2014年10月1日：茨城大学図書館のリニューアルと同時に、茨城大学（水戸キャンパス図書館）ライブラリーカフェを出店。
2018年7月13日：東京駅前のKITTE丸の内に出店。
2018年10月1日：筑波大学平砂地区に筑波大学アリアンサ店を開店。
2019年：株式会社サザコーヒーと株式会社サザコーヒーHDに分社。
2020年：鈴木太郎が代表取締役社長に就任。
2021年：渋沢栄一が飲んだコーヒーを再現した「渋沢栄一 仏蘭西珈琲物語」を商品化。
2022年：新橋駅構内（改札外）に新橋SL店を開店。
2023年：東京農業大学世田谷キャンパスに東京農大店開店。

主な商品

サザブレンド：モンドセレクション金賞を受賞。
高輪珈琲：エキュートで販売。
将軍珈琲：徳川慶朝、徳川慶喜にちなんだ商品。
コーヒー豆チョコ：モンドセレクション特別金賞、国際品質賞を受賞。
サザカップオン：モンドセレクション金賞を受賞。
パナマゲイシャ：ベストオブパナマを受賞。

店舗

サザコーヒーは、茨城県内を中心に、東京都内や埼玉県などにも店舗を展開しています。また、コロンビアには自社農園を所有しています。

茨城県内

ひたちなか市：サザコーヒー本店、勝田駅前店
水戸市：水戸駅店、水戸京成百貨店店、水戸芸術館店、茨城大学店、茨城県庁店
つくば市：つくば駅前店、筑波大学・アリアンサ店
大洗町：大洗店

茨城県外

東京都：エキュート品川店（JR品川駅）、KITTE丸の内店（JR東京駅前）、東急二子玉川店、新橋SL店（JR新橋駅）、東京農大店（東京農業大学内）
埼玉県：エキュート大宮店（JR大宮駅）

海外の自社農園

サザコーヒー農園（コロンビア共和国）
トレス エドガリート農園（コロンビア共和国）

テレビ番組

日経スペシャル カンブリア宮殿「地方発　奇跡のコーヒー店 理想のコーヒーを追求する親子の感動物語」（2019年1月17日、テレビ東京）

関連項目

ラテンフォルクローレをご一緒に - 番組のスポンサーを務めた

脚注

(略)

外部リンク

公式ウェブサイト（日本語）
公式通販サイト

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