ジャスティンパレス

ジャスティンパレス（Justin Palace）

ジャスティンパレスは、2019年4月12日に誕生した日本の競走馬です。彼は競走馬として数々の素晴らしい成績を収めており、特に2023年の天皇賞（春）や阪神大賞典、そして2022年の神戸新聞杯での勝利が注目されています。馬名は、冠名と母名の一部を組み合わせたものです。

戦績の詳細

デビュー前

ジャスティンパレスは、ノーザンファームで生まれました。その後、2020年のセレクトセールで三木正浩に2920万円で購入され、ノーザンファームの伊藤隆行厩舎で育成されました。栗東の杉山晴紀厩舎に入厩後、彼は競走馬としてのキャリアをスタートさせました。

2歳（2021年）

彼は9月12日の中京競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューし、期待を裏切らずに1馬身半差で勝利しました。続く黄菊賞でも連勝を記録したものの、GIのホープフルステークスでは2着となりました。

3歳（2022年）

3歳シーズンでは、最初のクラシックレースである皐月賞では9着に終わり、その後も東京優駿で再び9着に。しかし、夏の休養後に参加した神戸新聞杯では鮫島克駿と共に見事な走りを見せ、3馬身半差で勝ち、初めての重賞制覇を達成しました。菊花賞においても健闘し3着に入線しましたが、年末の有馬記念では7着となりました。

4歳（2023年）

明け4歳では、3月の阪神大賞典で重賞2勝目を挙げると、続く4月の天皇賞（春）では、遂に目標のGIタイトルを獲得しました。直線でのパフォーマンスにより、ディープボンドを交わして逃げ切り、栄光の勝利を収めました。騎乗したクリストフ・ルメールは、このコンビで4戦4勝を達成しました。しかし、続く宝塚記念ではイクイノックスに敗れ3着に終わってしまいました。

5歳（2024年）

5歳を迎えたジャスティンパレスは、初めての海外レースとしてドバイシーマクラシックに出走しますが、4着に終わりました。その後、宝塚記念にも出場しましたが、見せ場なく10着に敗れました。騎乗したルメールのコメントによれば、重馬場への適正に問題があったようです。

血統

ジャスティンパレスの半兄には、2013年のベルモントステークスと2014年のメトロポリタンハンデキャップを制したパレスマリス（父：カーリン）や、2023年のステイヤーズステークス勝ち馬アイアンバローズ（父：オルフェーヴル）がいます。

競走成績

最新の競走成績は2024年6月23日現在を基にしています。彼の成績や詳細な情報は、JBISサーチやネット競馬などで確認できます。ジャスティンパレスは、今後も日本の競走界を代表する競走馬として活躍を期待されています。

もう一度検索