スマートデバイス

スマートデバイスとは

スマートデバイスとは、パソコンやメインフレームといった従来のコンピュータの枠にとらわれない、情報機器の総称です。明確な定義は存在しませんが、クラウドコンピューティングを前提としたタッチパネル式の通信機器や、家電に様々な連携機能を持たせたスマート家電などが含まれます。これらのデバイスは、ビッグデータとして利用されることもあります。

主な種類

スマートデバイスには、以下のような種類があります。

スマートフォン・タブレット:
最も普及しているスマートデバイスの一つです。アプリケーション開発環境が公開されているため、多様なアプリが開発され、独自の生態系を形成しています。音楽プレーヤー機能を持つiPod touchやAndroid搭載ウォークマンも、インターネットに接続できるため、スマートデバイスに含めることができます。

スマートウォッチ・スマートグラス:
「身につけるコンピュータ」とも呼ばれるウェアラブル[[コンピュータ]]に分類されます。スマートウォッチは、腕時計型の情報機器で、スマートフォンと連携してメールやSNSの通知、音楽再生などの操作が可能です。スマートグラスは、メガネ型のウェアラブルデバイスで、小型ディスプレイを通して情報を提供します。GoogleのAndroid WearやAppleのwatchOSといった組み込みオペレーティングシステムが使われています。

スマートテレビ・スマート家電:
スマートテレビは、インターネット経由で動画やコンテンツを視聴できるテレビです。従来のテレビのように放送を受信するだけでなく、動画共有サイトやビデオ・オン・デマンドサービスを利用できます。スマートテレビには、テレビに機能を内蔵したものと、HDMI端子に接続するスティック型の外付け機器があります。また、DLNAなどのホームネットワーク経由で、他のデバイスに録画した番組を共有することも可能です。

スマートカード（ICカード）:
カード内部で情報処理が可能なカードで、日本ではICカードとも呼ばれます。

スマートデバイスの進化

スマートデバイスの進化は、私たちの生活を大きく変えています。スマートフォンやタブレットは、アプリを通じて様々な機能を提供し、生活に欠かせないツールとなりました。ウェアラブルデバイスは、ライフログの取得や健康管理に役立ち、私たちの健康意識を高める役割も担っています。スマートテレビは、自宅で様々なコンテンツを楽しめる環境を提供し、スマート家電は、私たちの生活をより便利にしています。

さらに、人工知能の搭載も「スマート化」の一環として注目されています。スマートグリッドやスマートシティといったインフラ設備もスマート化が進められています。

スマートデバイスは、今後も技術革新によって進化を続け、私たちの生活をより豊かで便利なものにしていくと考えられます。

参考情報

スマート家電が生まれた背景や課題を解説 今話題の「スマート家電」って何だ？

関連項目

デジタル家庭電化製品
スマートフォン
タブレット
スマートテレビ
セットトップボックス
スマートハウス
スマートホーム
スマートカー
Amazon Echo Show

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