チキチキジョニー

チキチキジョニー：大阪発！個性的コンビの軌跡

大阪を拠点に活動するお笑いコンビ、チキチキジョニー。ボケ担当の石原祐美子さんとツッコミ担当の岩見真利さん、個性豊かな2人が織りなす漫才と、多彩な活動をご紹介します。

メンバー紹介

石原 祐美子: 岡山県出身。学習塾講師の父を持つ彼女は、5歳下の弟と実家で暮らしていました。アルトサックスを演奏するなど芸術的な一面も持ち合わせ、大阪教育大学には8年間在籍。料理の腕前はプロ級で、その腕前を活かしたエピソードも豊富です。2010年には、木下隆行（TKO）のアドバイスで坊主頭になりました。2017年には、最期に娘の漫才を見届けて亡くなった父との別れを経験し、2018年からはオリックス・バファローズの大ファンとして熱烈な応援を送っています。2019年には新見市ふるさと大使にも任命されました。

岩見 真利: 大阪府出身。4歳下の妹がいる岩見さんは、中学時代は演劇部部長を務めるなど、リーダーシップを発揮していました。大学生時代には学童保育で指導員の経験も。松坂大輔似の容姿から男性と間違われることも多く、芸能人女子フットサルチーム「蹴竹G」にも所属していました。祖父は甲賀市出身で、甲賀市PR大使隊も務めています。教員免許も取得しており、多様な経験を持つ人物です。

コンビ結成と活動

2人は大阪教育大学第二部で出会い、1995年にコンビを結成。大学卒業後の2000年に正式にデビューしました。コンビ名の候補には「岩石姉妹」もあったとか。当初は松竹芸能に所属していましたが、一時離れる時期もありました。その後、松竹芸能の養成所を経て再所属し、ミナミのど真ん中ホールで舞台デビューを果たしました。2011年の『THE MANZAI 2011』決勝進出をきっかけに、テレビへの露出が増加しました。

車での移動とYouTube

2人とも車での移動が大好きで、年間5万キロ以上も運転しています。6年間で20万キロ（地球約5周分）という驚異的な走行距離を記録。全国各地を巡り、その様子をYouTubeチャンネル「チキチキジョニートラベル（official）」で発信しています。

相撲愛

2人とも大の相撲好き。毎場所幕下あたりから観戦し、石原さんは力士のキャラクター、岩見さんは技に注目しています。石原さんは6人家族全員が相撲好きで育ち、幼少期は千代の富士の登場を家族に知らせる係をしていたそうです。岩見さんは石原さんの影響で相撲ファンになり、国技館で当日券に並ぶ楽しさを知りました。「松竹相撲部」にも所属し、「相撲好きトークライブ OH!相撲ナイト」にも参加しています。

受賞歴と芸風

数々の賞レースでノミネート、受賞を果たしています。上方[[漫才大賞]]では新人賞に複数回ノミネート、2022年には文化庁芸術祭大衆芸能部門で優秀賞を受賞しました。

漫才が中心で、最初は石原さんが一人で喋るスタイルが多かったですが、2010年頃から客との距離を縮めるため、会話形式の漫才に転向しました。稀にコントも行い、その際は岩見さんがボケを担当することもあります。

出演番組

テレビ、ラジオ、YouTubeと幅広いメディアに出演しています。KBS京都テレビの「Nami乗りジョニーの京街Diary」、NHK総合の「初笑い東西寄席」、J:COMの「パインバンブーアワー」、ラジオ大阪の「チキチキジョニーのいただきました!3時間!」など、多数のレギュラー番組を持ち、過去には「AKB48のあんた、誰?」のレギュラーMCも務めていました。

まとめ

チキチキジョニーは、漫才という枠にとどまらず、YouTubeでの情報発信、相撲への熱い思いなど、多角的な活動を展開する、まさに「エンターテイナー」と言えるコンビです。今後ますますの活躍が期待されます。

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