トリニティライガー

トリニティライガーは、トミー（現タカラトミー）より発売されている『ゾイド』のビデオゲームシリーズに登場するゲームオリジナル機体です。その背景設定にも登場する架空の兵器として描かれています。

設定解説

『ZOIDS SAGA』に登場する主人公機であり、アーカディア王国で開発された幻のライオン型ゾイドという設定です。アーカディアの古代遺産（時空転送装置）を守るために造られたとされており、王国の地下通路で石化していたところを、アトレー一行がゾイドコアを入手し、再構築されました。その後は主人公アトレー王子の愛機として活躍します。

最大の特徴は、三つに分かれたライオンのたてがみに相当するパーツです。それぞれにビームガン、タービン、マルチレーダーといった異なる機能が搭載されており、頭部を中心に回転させることで状況に応じて使い分けることができます。このギミックが機体名の由来にもなっています。

ZOIDS SAGA シリーズやZOIDS VS.シリーズにも参戦しており、ゲームオリジナルゾイドとしては最も露出の多い機体の一つです。『ZOIDS2 ヘリック共和国VS[[ガイロス帝国]]』では反荷電粒子シールドを装備しています。

武装・装備

ビームガン/マルチレーダー/タービン: トリニティライガーの鬣部に装備。
アーマークロー: 四肢の爪。
反荷電粒子シールド

キット

タカラトミーから「REALIZE MODEL RMZ-007 トリニティライガー」として1/100スケールのプラキットが発売予定です。可動性、組み立てやすさ、コレクション性、ゲームの再現性、リアリティに重点が置かれており、頭部のたてがみは基部から回転し、ビームガン、マルチレーダー、タービンが差し替えなしで展開可能です。脚部の爪や腹部のブースターも展開可能で、背部ユニットを回転させることで前方への射撃形態も再現できます。アトレー・アーカディアのフィギュアが付属します。

バリエーション

トリニティライガーBA（バーニングアーマー）

トリニティライガーの強化型です。PS ZOIDS2では換装パーツを装備することでトリニティライガー重武装型という名前で登場します。火力が向上する一方で反荷電粒子シールドが無くなってしまいます。重武装型で、装甲や火力が大幅に向上した代わりに機動力が低下しています。たてがみに装備されている大型の砲塔はZOIDS SAGAでは大型キャノンでしたが、それ以降の作品では超高初速ガトリングとなっています。追加武装によってたてがみの機能はビームガンを除き使用不能となります。

武装・装備

ビームガン
大型キャノン/超高初速ガトリング
マイクロミサイル
ドーザークロー
アーマークロー（四肢の爪）

トリニティライガーVF（ビクトリーフォーム）

トリニティライガーとビクトリーレックスとがユニゾンした形態です。BA同様、鬣部分に巨大なハイパーVキャノンが接続されているため、シルエット的にはBAにも似ています。火力と同時に飛行能力も得ており、機動力も強化されています。

武装・装備

ハイパーVキャノン
クローミサイル
アーマークロー（四肢の爪）

トリニティライガーEV

トリニティライガーのエヴォルト形態で、『ZOIDS SAGA DS』にのみ登場します。

一度ゾイドコアを破壊されたトリニティライガーに、オーピスが入手したゾイドコアを埋め込み再生された機体からエヴォルトします。レジーナのピンチにアトレーの心が呼応するように発現した形態で、戦闘能力は極めて高いです。オーピスがムラサメライガーを研究していたことから関係性があったとも思われますが、ゲーム中では明かされていません。二度完全に死亡していることからムラサメライガーのような再生能力は有しておらず、単機でのエヴォルトは難しいと思われます。バーニングアーマーとは異なりトリニティライガーの機能を活かしつつより強力な武装を備えた強化であり、補助に重きを置いていた進化前よりも攻撃的な印象を受けます。

武装・装備

フォトンカッター
2連ブラスター
アタックブースター
* アーマークロー（四肢の爪）

レオン・レイ7世

ゲーム『サイバードライブ[[ゾイド]] 機獣の戦士ヒュウ』に登場する、装甲色が赤紫がかったトリニティライガーBAです.

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