トレッサ横浜

トレッサ横浜

トレッサ横浜は、神奈川県横浜市港北区に位置する大型複合商業施設です。株式会社トヨタオートモールクリエイトによって開発・運営されており、その前身はトヨタテクノクラフトの工場とトヨタグループの物流拠点でした。広大な跡地に、北棟と南棟の2つの建物が建設され、それぞれ2007年12月5日と2008年3月27日に開業しました。

施設概要

トレッサ横浜は、2棟合わせて約220ものテナントが入居する大規模な商業施設です。北棟は、横浜市の姉妹都市であるフランス・リヨン市の旧市街をモチーフに設計されており、ライオン像やレリーフ、だまし絵、マンホールなど、リヨン市から特注した装飾が施されています。また、トヨタグループの施設であるため、北棟1階と2階にはトヨタ系列の自動車ディーラーが多数出店しており、実車展示も行われています。さらに、トヨタファイナンスが推進する電子マネー「QUICPay」が多くの店舗で利用可能です。

北棟と南棟は、環状2号線を挟んで立地しており、リヨンブリッジで連絡しています。駐車場は北棟と南棟のそれぞれに設けられており、合計で2,700台を収容できます。週末や祝日には、集客を目的としたイベントが頻繁に開催され、多くの来場者で賑わいます。

受賞歴

トレッサ横浜は、テナントからの評価も高く、以下の賞を受賞しています。

2012年～2016年、2018年～2020年：繊研新聞主催「テナントが選んだデベロッパー大賞」ES賞
2017年：繊研新聞主催「テナントが選んだデベロッパー大賞」CS賞
2017年：日本SC協会主催「地域貢献大賞（倉橋良雄賞）」

特に「地域貢献大賞」は、開業以来、「お客様に役立つモノ、コトを細部にわたり追及していく」という基本コンセプトのもと、地域社会への貢献活動を積極的に推進してきたことが評価され、約3,000のショッピングセンターの中から選出されました。

主なテナント

トレッサ横浜には、多種多様なテナントが入居しています。以下に主なテナントをいくつか紹介します。

北棟

1階・2階: トヨタモビリティ神奈川、ウエインズトヨタ神奈川、GRガレージ、神奈川ダイハツなどの自動車ディーラー。
1階: ヴィクトリアゴルフ。
2階: 有隣堂、エルブレス、L.L.Bean、エディー・バウアー、スターバックス、GU、ほけんの窓口、スタジオアリス、ATM(セブン銀行）。
3階: スーパースポーツゼビオ、UNIQLO、Right-on、ABC-MART。
4階～7階: セントラルウェルネスクラブ。

南棟

1階: 三和、マツモトキヨシ、おかしのまちおか、DHC直営店、タミヤプラモデルファクトリー、ポポンデッタ、新宿さぼてん、トイザらス、カメラのキタムラ、キーパーラボ、サイクルベースあさひ、サーティワンアイスクリーム、銀座コージーコーナー、カルディコーヒーファーム、マツモトキヨシ、フードコート、クリニックモール、チャンスセンター、ATM(セブン銀行・三菱UFJ銀行・横浜銀行・横浜信用金庫）、郵便局。
2階: ロフト、無印良品、ステップ、WEGO、JINS、西松屋、グルメタウン（レストラン街）、ATM(セブン銀行）。
3階: ノジマ、ニトリデコホーム、ヴィレッジヴァンガード、和真メガネ、Seria Color the days、横浜市師岡コミュニティハウス、ナムコ。

テナントの詳細は公式サイトのショップガイド、営業時間についてはフロアガイドを参照してください。

アクセス

トレッサ横浜へのアクセスは、自動車での来場が全体の約66%を占めており、公共交通機関の利用者は比較的少ない傾向にあります。

自動車: 環状2号線沿いに位置し、北棟と南棟の両方に駐車場があります。北棟に1,300台、南棟に1,400台の駐車スペースがあります。
路線バス: 施設近隣には、トレッサ横浜停留所、トレッサ横浜前停留所、明治横浜研究所前停留所があります。綱島駅、鶴見駅、新横浜駅、日吉駅などから路線バスが運行しています。
徒歩: 大倉山駅から徒歩約20分（約1.8km）

その他

トレッサ横浜は、ショッピングだけでなく、地域住民の交流の場としても機能しており、地域社会に貢献しています。

関連項目

日本のショッピングセンター一覧
神奈川県の再開発の一覧

外部リンク

* トレッサ横浜公式サイト

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