ブクログ

ブクログについて

ブクログ（Booklog）は、個人が仮想の本棚を作成し、自分の蔵書を管理することができるウェブサービスです。このサービスは、2004年に家入一真さんの創業によってスタートしました。そして、2009年に正式に株式会社paperboy&co.（後のGMOペパボ株式会社）の一部としてリニューアルされました。さらに、2012年にはブクログとその姉妹サービスであるパブーが分社化され、独立した株式会社として運営されるようになりました。2016年には、全株式がブックオフコーポレーション株式会社に譲渡され、現在はその子会社として存続しています。

使い方と機能

ブクログのインターフェースは本棚を模しており、ユーザーは簡単に書籍情報を登録できます。これにより、オンラインでの蔵書管理やレビューが可能になります。また、他のユーザーのレビューも閲覧できるため、読書の参考にもなります。このサービスはPCだけでなく、携帯電話やAndroid端末、iPhone、iPad向けのアプリも展開しているため、さまざまなデバイスでアクセスすることができます。

利用者は、2008年末の時点で29万人の登録ユーザーを有し、1700万点以上の登録アイテムが存在するという大規模なサービスへと成長しました。さらに、ブクログでは本だけでなくCDなどのアイテムも登録することができ、自分の本棚にAmazonアソシエイトIDを設定することも可能です。

サービスの歴史

ブクログのサービスは2004年に始まり、数回の重要なマイルストーンを経て成長しました。最初のリリースから数年後には、モバイル版やiPhone、Androidアプリが公開され、さらにiPad版も展開されました。2012年には姉妹サービスのパブーと共に法人化され、社員が増えていくとともにサービスの向上が図られました。

受賞歴

ブクログはそのサービスを通じて、ユーザーが選ぶ「ブクログ大賞」を設立しました。この賞は、読者が本当におもしろいと感じる作品を表彰するもので、ユーザーの投票やレビューをもとに選出されます。以下は主な受賞作品の一部です。

• - 第1回（2009年度）

小説部門大賞：『植物図鑑』有川浩
文庫本部門大賞：『風が強く吹いている』三浦しおん
…

このように、ブクログは多くの著名な作品を取り上げ、様々な部門での大賞を設けており、読書界のさらなる発展に寄与しています。

その他の情報

ブクログはその成長共に、関連するサービスや企業との連携を深めています。現在では、GMOペパボやパブーと同様に、読者と作家、出版社を繋ぐ役割を果たすプラットフォームとして、多くのユーザーに支持されています。読書好きには欠かせないサービスとなっているブクログを通じて、ぜひ自分の本棚を充実させてみてください。

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