並木北駅

並木北駅について

並木北駅（なみききたえき）は、神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目に位置する横浜シーサイドラインの金沢シーサイドラインの駅です。この駅番号は4であり、当駅を挟んで前後が地平を走るレイアウトになっています。また、2019年の9月1日からは「ZACROS 藤森工業前」という副駅名が付与されています。これは命名権取得によるもので、2022年9月まではこの名前が使用される予定です。

駅の歴史

並木北駅は1989年7月5日に開業しました。2005年には自動券売機が更新され、その後に使用が開始されました。近年では、2019年に藤森工業が命名権を取得し、新たに副駅名が付与されました。

駅構造

並木北駅は島式ホームを持つ地上駅で、1面2線の構造を採用しています。無人駅であり、エレベーターが金沢八景寄りに1基設置されています。エレベーターはホームから改札外へと繋がっていますが、最初はインターホンによる呼び出しが必要でした。しかし、2009年に新たに専用改札が設置され、より多くの利用者が快適に利用できるようになりました。

また、当駅には自動改札機および自動券売機も設置されており、2005年には券売機が更新されており、利便性が向上しています。

利用状況

横浜市の統計によると、2024年度における並木北駅の1日の平均乗降人数は4,018人です。このうち、1,990人が乗車し、2,028人が降車しています。横浜シーサイドラインの発表によれば、同年度の数値は3,967人となっており、駅の利用状況は安定していることがわかります。

駅周辺の施設

並木北駅周辺には、いくつかの重要な施設が点在しています。まず、横浜市金沢下水処理場があります。また、三菱重工業横浜製作所金沢工場や富岡東中学校、並木第一小学校なども近隣に位置しています。これらの施設は地域の住民や通勤・通学者にとって重要なランドマークとなっています。

主要な道路としては、首都高速湾岸線や国道357号があり、交通の便も良好です。

さらに、国道357号線には「幸浦1丁目」というバス停が設置されており、横浜交通開発バスが運行しています。バスは、新杉田駅前行きの便があり、藤森工業前経由の路線も利用可能です。

近隣駅

隣接する駅には、金沢シーサイドラインの鳥浜駅と並木中央駅があります。

まとめ

並木北駅は、地上駅としての構造や、周辺の各種施設、交通の便の良さから、地域の中心的な交通ハブとなっています。利用者にとって、安心して利用できる交通拠点として重要な役割を果たし続けている駅です。

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