中荒井駅

中荒井駅は、福島県南会津郡南会津町中荒井に位置する会津鉄道会津線の駅です。周辺には国道121号や阿賀川が流れ、自然豊かな環境の中に佇んでいます。

歴史

中荒井駅は、1947年（昭和22年）12月12日に国有鉄道の駅として開業しました。当時は貨物や荷物の取り扱いも行っていましたが、1963年（昭和38年）3月1日に貨物取扱が廃止され、1965年（昭和40年）9月25日には荷物扱いも廃止、無人駅となりました。

1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となりましたが、同年7月16日に会津鉄道へと転換されました。2022年（令和4年）3月12日には、特急「リバティ会津」の停車が終了しています。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅で、駅舎はログハウス風の建物が特徴的です。無人駅であり、駅名標には「名僧如活の庵」という別名が記されています。これは、この地に庵を結んだとされる名僧・如活に由来すると考えられます。

利用状況

会津鉄道によると、2015年度の1日平均乗車人員は11人でした。

駅周辺

駅のすぐ近くには国道121号が通っており、車でのアクセスも比較的容易です。また、阿賀川が流れており、自然豊かな景観を楽しむことができます。

隣の駅

会津鉄道会津線

区間快速: 通過
快速（「AIZUマウントエクスプレス」1号のみ停車）:
会津田島駅 - 中荒井駅 - 会津荒海駅
* 普通:
会津田島駅 - 中荒井駅 - 会津荒海駅

中荒井駅は、かつては貨物や荷物の取り扱いも行っていた駅ですが、時代の流れとともに無人駅となりました。ログハウス風の駅舎や「名僧如活の庵」という別名が、訪れる人に温かい印象を与えます。ローカル線の旅を楽しむ際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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