中野東駅

中野東駅 (なかのひがしえき)

中野東駅は、広島県広島市安芸区中野五丁目に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）山陽本線の駅です。駅番号はJR-G06です。この駅は、JR発足後に地域住民の要望によって設置された請願駅であり、山陽本線と並行して流れる瀬野川の対岸に広がる「安芸区中野東」という地名とは異なり、駅の所在地は「安芸区中野」となっています。

歴史

中野東駅は、地域住民の利便性向上を目的に設置されました。以下にその歴史を記します。

1989年（平成元年）3月17日：新駅設置の起工式が執り行われました。
1989年8月11日：JR山陽本線の瀬野駅 - 安芸中野駅間に、請願駅として開業しました。
1992年（平成4年）11月1日：みどりの窓口が営業を開始し、乗車券などの購入が可能になりました。
2007年（平成19年）5月30日：自動改札機が導入され、スムーズな改札が可能になりました。
2007年9月1日：ICカード「ICOCA」の利用が開始され、利便性が向上しました。
2011年（平成23年）2月17日：旅客案内におけるのりば番号が設定され、下りホームが1番のりば、上りホームが2番のりばとなりました。
2011年3月10日：バリアフリー化工事が完了し、全てのお客様にとって利用しやすい駅となりました。
2018年（平成30年）7月6日：平成30年7月豪雨により、一時的に営業が休止されました。
2018年8月18日：瀬野駅 - 海田市駅間で運転が再開され、駅の利用が再開されました。
2023年（令和5年）11月30日：みどりの窓口の営業が終了し、窓口業務は他の駅に移管されました。
2024年（令和6年）8月1日：駅員の常駐が廃止され、インターホンによる遠隔対応に変更されました。

駅構造

中野東駅は、8両編成に対応した相対式ホーム2面2線を有する橋上駅です。駅には分岐器や絶対信号機がないため、停留所として扱われます。各ホームへは階段のほか、エレベーターが設置されており、バリアフリーに対応しています。

東口のエレベーターは1番線ホーム、西口のエレベーターは2番線ホームと共用されており、改札内外の移動が可能です。駅員は常駐していませんが、改札口付近に設置されたインターホンを通じて、遠隔での対応を受けることができます。

また、ICOCAの利用が可能であり、JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅として機能しています。

のりば

中野東駅には、以下ののりばが設定されています。

1番のりば：下り方面（広島・岩国方面）
2番のりば：上り方面（三原・福山方面）


※開業から長らく案内上のりば番号が設定されていませんでしたが、バリアフリー化工事の過程で2011年2月17日に表記されるようになりました。

利用状況

中野東駅の利用状況に関する詳細なデータは、広島市が発行する統計書に掲載されています。

駅周辺

中野東駅の周辺には、以下の施設があります。

西口

駅前ロータリー
広島市中野東駅西口自転車等駐車場
県道274号瀬野船越線（安芸山陽道）
広島市立瀬野川中学校
安芸区役所中野出張所（安芸中野駅との中間地点）
中国電力瀬野川変電所

東口

駅前ロータリー
広島市中野東駅東口自転車等駐車場
国道2号線
広島市立中野東小学校
広島市中野保育園
中野東児童館
瀬野川病院
トーワテクノ広島本社
ラ・ムー 中野東店
中野集会所
広島東商工会瀬野川支所

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

山陽本線

■快速「シティライナー」・■快速「通勤ライナー」：通過
■普通：瀬野駅 (JR-G07) - 中野東駅 (JR-G06) - 安芸中野駅 (JR-G05)

脚注

（省略）

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

参考書籍

各 広島市統計書

外部リンク

* 中野東駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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