乃木駅

乃木駅（島根県松江市）

乃木駅は、島根県松江市浜乃木二丁目に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）山陰本線の駅です。松江市街に近く、地域住民の足として利用されています。

歴史

1937年（昭和12年）4月10日：山陰本線の松江駅 - 湯町駅（現・玉造温泉駅）間に新設されました。開業当初から旅客営業のみを行う駅でした。
1985年（昭和60年）3月14日：荷物扱いが廃止されました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となりました。
2016年（平成28年）12月17日：ICカード「ICOCA」の利用が可能になり、ICカード専用の簡易改札機が設置されました。
2022年（令和4年）4月1日：無人駅となりました。

駅構造

乃木駅は、列車交換が可能な相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。1線スルー構造となっており、効率的な運行が可能です。木造の駅舎が特徴的で、趣のある雰囲気を醸し出しています。駅舎は1番のりば側にあり、両ホームは跨線橋で連絡しています。

駅舎内には自動券売機が設置されています。

のりば

のりば	路線名	方向	行先
-	--	--	------
1	山陰本線	上り	松江・米子方面
2	山陰本線	下り	玉造温泉・宍道方面

付記事項

乃木駅は1線スルー方式を採用しており、通常は1番のりばが上下本線として使用されます。通過列車や、行違いを行わない停車列車は、基本的に1番のりばを通ります。反対方向からの通過列車と行き違う場合は、上下線共に2番のりばに停車します。停車列車同士が行き違う場合は、下り列車が1番のりば、上り列車が2番のりばを使用します。

列車運転指令上では、2番のりばが「1番線」とされており、旅客案内上ののりば番号表記とは逆になっている点に注意が必要です。

利用状況

2022年度の1日平均乗車人員は838人です。過去のデータを見ると、2004年度は801人、1994年度は996人、1984年度は932人でした。

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りです。

(具体的な年度ごとの乗車人員データは省略)

駅周辺

駅周辺には、以下の施設やバス路線があります。

バス路線
一畑バス：玉造温泉、松江駅方面
松江市バス：南循環線、松江市立病院、松江駅方面
忌部コミュニティバス
雲南市民バス：出雲大東駅方面
その他
JNR国鉄時代の1980年3月に、国鉄史上初の女性駅長が当駅で誕生しました。
以前はシャミネ大橋があり、テナントとしてうどん店が入っていました。

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

山陰本線
■快速（上りのみ運転）：松江駅 ← 乃木駅 ← 宍道駅
■普通：松江駅 - 乃木駅 - 玉造温泉駅

脚注

(脚注の内容は省略)

外部リンク

* 乃木駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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