井田川駅

井田川駅（いだがわえき）は、三重県亀山市井田川町に位置する、東海旅客鉄道（JR東海）関西本線の駅です。駅番号はCJ16。

歴史

井田川駅は、1929年（昭和4年）に関西本線の加佐登駅 - 亀山駅間に新設開業しました。開業以来、地域の足として利用されてきましたが、時代の流れとともに変化を遂げています。

1929年（昭和4年）5月20日：関西本線の加佐登 - 亀山間に新設開業。
1961年（昭和36年）2月21日：貨物の取り扱いを廃止。
1974年（昭和49年）7月11日：手小荷物の取り扱いを廃止、無人駅化。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道（JR東海）の駅となる。
2012年（平成24年）4月1日：駅前整備事業完成。待合室設置。
2019年（平成31年）3月2日：ICカード「TOICA」の利用が可能となる。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、ホーム間は跨線橋で連絡しています。亀山駅が管理する無人駅であり、各ホームにはベンチと屋根付きの待合スペースが設けられています。トイレも設置されており、利用者の利便性に配慮した構造となっています。

2011年度には駅前の整備工事が行われ、待合所やバス停が新設されました。

のりば

2つのホームがあり、それぞれ以下の方面へ向かう列車が発着します。

利用状況

三重県統計書によると、近年の一日平均乗車人員は以下の通りです。具体的な数値は省略しますが、地域に根ざした駅として一定の利用があります。

駅周辺

井田川駅周辺には、以下の施設や名所があります。

国道1号
鈴鹿川
安楽川
能褒野神社（能褒野王塚古墳）：日本武尊の終焉の地のひとつと言われています。
亀山市立井田川小学校
タクティー亀山物流センター
亀山井田川郵便局：2010年には記念預入を目的に行列ができました。
鈴鹿農業協同組合（JA鈴鹿）井田川

バス路線

駅前ロータリーには「井田川駅」停留所があり、以下のバス路線が乗り入れています。

三重交通：30系統（亀山みずほ台線） - 平田町駅、亀山駅前方面
亀山市コミュニティバス：東部ルート - のぼのの森公園方面

その他

亀山市コミュニティバスは1日1往復のみの運行です（日曜・祝日、正月三が日を除く）。

隣の駅

東海旅客鉄道（JR東海）

CJ 関西本線
■快速・■区間快速・■普通：加佐登駅 (CJ15) - 井田川駅 (CJ16) - 亀山駅 (CJ17)

今後の展望

中央新幹線計画では、当駅付近が三重県駅（仮称）の候補地の一つとなっています。もし実現すれば、駅周辺は大きく発展する可能性があります。今後の動向が注目されます。

詳細は「関西線 (名古屋地区)」を参照してください。

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