伊豆仁田駅

伊豆仁田駅（いずにったえき）

伊豆仁田駅は、静岡県田方郡函南町仁田に位置する、伊豆箱根鉄道駿豆線の駅です。駅番号はIS06。

歴史

伊豆仁田駅の開業前は、近隣住民は三島方面へ向かう際に大場駅まで歩く必要がありました。また、付近にあった郡立田方農林学校の生徒も原木駅か大場駅を利用していました。この状況を打開するため、駿豆電気鉄道株式会社の発起人であり、郡立田方農林学校の校長でもあった仁田大八郎が、自身の所有地を提供し、駅の開業に尽力しました。

駅の開業に伴い、駅周辺では人力車営業や運送業、商店などが次々と開業し、駅前商店街が形成され、地域経済の活性化に貢献しました。

年表

1922年（大正11年）7月1日：開業。
1937年（昭和12年）：東海自動車が路線バスの運行を開始（函南駅 - 平井 - 仁田 - 塚本間）。
1941年（昭和16年）：東海自動車の路線バスが廃止。
1993年（平成5年）4月21日：駅舎の全面改築工事が完成。
2020年（令和2年）3月29日：駅係員の配置時間が7:00 - 8:30のみに短縮。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。駅舎は1番線ホームに面しており、2番線ホームへは構内踏切で連絡します。

列車接近時には、接近表示機からメロディーが流れ、国鉄型（永楽初期タイプ）の自動接近放送が流れます。発車時には、駿豆線内の他の駅でも使用されている、アロー株式会社製のベル・発車メロディーが鳴ります。構内踏切には、かつては電鈴式の警報機が使用されていましたが、現在は電子音の警報機に更新されています。

自動券売機と自動改札機が設置されており、大場駅に繋がるインターホンが窓口に設置されています。

のりば

	路線	方向	行先
:-	:-	:-	:-	:--
1	駿豆線	上り	三島方面
2	駿豆線	下り	修善寺方面

※当駅では、構内踏切の遮断時間を短縮するため、列車交換を行わない上り列車は1番線を使用します。

利用状況

2020年（令和2年）度の1日平均乗車人員は1,290人です。

駅周辺

駅周辺は住宅地となっていますが、駅の北東には農業高校があります。駅の西側には商業施設が点在する一方で、田園風景も残っています。

隣の駅

伊豆箱根鉄道

駿豆線

大場駅 (IS05) - 伊豆仁田駅 (IS06) - 原木駅 (IS07)

脚注

記事本文

利用状況

静岡県統計年鑑

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

* 伊豆仁田駅 - 伊豆箱根鉄道

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