会津宮下駅

会津宮下駅 (あいづみやしたえき)

会津宮下駅は、福島県大沼郡三島町宮下地区に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）只見線の駅です。只見川沿いの風光明媚な場所にあり、周辺の自然景観と調和した趣のある駅舎が特徴です。

歴史

会津宮下駅は、1941年（昭和16年）に会津線の終着駅として開業しました。その後、会津川口方面への延伸により途中駅となり、地域の交通拠点としての役割を担ってきました。

1941年（昭和16年）10月28日：会津線の終点として開業。一般駅として営業を開始。
1956年（昭和31年）9月20日：会津川口駅まで延伸開業し、途中駅となる。
1971年（昭和46年）8月29日：貨物の取り扱いを廃止。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物の取り扱いを廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
2011年（平成23年）7月：新潟福島豪雨により、只見線の一部区間が不通となる。
2011年（平成23年）8月：会津大塩駅との間でバス代行輸送を開始。
2011年（平成23年）12月：会津宮下 - 会津川口間の運転を再開。
2012年（平成24年）9月：会津坂下 - 会津川口間が特殊自動閉塞化。
2013年（平成25年）7月：会津中川駅付近の土砂崩れにより、会津川口方面の営業を休止。
2019年（令和元年）6月1日：管理駅が会津坂下駅から会津若松駅に変更。
2023年（令和5年）1[[2月1日]]：終日無人化。

駅構造

会津宮下駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。木造の駅舎は開業当時からのもので、歴史を感じさせる佇まいです。かつて使用されていた留置線や転車台の跡が残っており、往時の面影を偲ぶことができます。現在は無人駅で、会津若松駅が管理しています。

のりば

駅舎側から以下の通りです。

利用状況

近年は利用者が減少傾向にありますが、地域住民の生活を支える重要な交通手段としての役割を果たしています。

駅周辺

駅周辺には、只見川の清流や美しい山々が広がり、豊かな自然を満喫できます。特に、駅から見える第三只見川橋梁は絶景スポットとして知られています。2024年11月にはテレサ・テンの歌碑が設置されました。

バス路線

会津宮下駅前からは、三島町営バスが運行しており、町内各地へのアクセスが可能です。

大石田・西方線：大石田
滝谷線：滝谷
間方線：間方
早戸線：早戸温泉

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■只見線

会津西方駅 - 会津宮下駅 - 早戸駅

参考文献

曽根悟（監修）、朝日新聞出版分冊百科編集部（編集）『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第6号、朝日新聞出版、2009年8月16日

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

* 駅の情報（会津宮下駅）：JR東日本

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