備中神代駅

備中神代駅（びっちゅうこうじろえき）

備中神代駅は、岡山県新見市西方に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）の駅です。伯備線と芸備線が乗り入れており、新見駅へのアクセスも可能です。歴史と自然が調和したこの駅は、訪れる人々に穏やかな時間を提供します。

乗り入れ路線

伯備線: 当駅の所属線
芸備線: 当駅を起点とし、全列車が伯備線を経由して新見駅まで乗り入れ

布原駅は新見駅と当駅の間に位置し、芸備線列車のみが停車します。

歴史

1928年（昭和3年）10月25日：伯備線全通時に開設。備中川面駅 - 上石見駅間の列車運行は同年1[[1月25日]]から開始。
1930年（昭和5年）2月10日：三神線が矢神駅まで開業し、分岐駅となる。当初、三神線の旅客列車は備中神代駅を始終着とするものが多く、新見駅へは伯備線列車への乗り換えが必要でした。
1937年（昭和12年）7月1日：線路名称改定により、三神線が芸備線の一部となる。
1971年（昭和46年）10月1日：貨物及び荷物扱いを廃止し、無人駅化。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
2001年（平成13年）
1月：木造駅舎が門構えのみを残して解体。
2月：待合室が設置。
2022年（令和4年）1[[2月]]：新駅舎供用開始。

駅構造

2面3線のホームを持つ地上駅で、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線があります。ホーム間は跨線橋で連絡しています。

1・2番のりば：伯備線（2番のりばは上下本線だが、停車列車は基本的に1番のりばを使用）
3番のりば：芸備線

伯備線と芸備線の列車同士の交換は可能ですが、芸備線同士の交換はできません。新見駅管理の無人駅で、自動券売機などの設備はありません。

2022年8月頃に旧駅舎玄関の門構えが解体・撤去され、同年1[[2月]]に待合室兼用の簡易的な駅舎が建設されました。公衆便所も撤去されたため、電車内のトイレ利用が推奨されています。

のりば

のりば	路線	方向	行先
:-	:--	:-	:---
1	伯備線	上り	岡山・倉敷方面

2	伯備線	下り	新見・米子方面
3	芸備線		東城・備後落合方面

路線記号・ラインカラー

駅構内の旅客案内では、伯備線の緑色の「V」のみが使用されています。2023年3月ダイヤ改正で、時刻表の見出しと停車駅案内図がラインカラーと路線記号、伯備線新見駅 - 岡山駅間の駅ナンバーを反映したデザインに更新されました。

特記事項

伯備線の全列車は布原駅を通過するため、1・2番のりばの駅名標の隣駅表示は新見駅となっています。
当駅は芸備線の起点であり、構内には同線の0キロポストがあります。

利用状況

近年の一日平均乗車人員は以下の通りです。

駅周辺

新見市神郷支局
神代郵便局
国道182号
岡山県道・鳥取県道8号新見日南線
中国自動車道 神郷パーキングエリア
備北バス・新見市営バス「神代駅」停留所

その他

当駅は映画『八つ墓村』のロケ地として使用されました。

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

伯備線
■普通：新見駅 (JR-V18) - （布原駅（全列車通過）） - 備中神代駅 - 足立駅
芸備線（新見駅 - 当駅間は伯備線）
■快速：通過
■普通：布原駅 - 備中神代駅 - 坂根駅

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