内藤証券

内藤証券株式会社：歴史と事業内容

内藤証券株式会社は、日本の証券業界において長年の歴史を持つ老舗企業です。1933年（昭和8年）「内藤延次商店」として創業し、1943年（昭和18年）に株式会社として設立されました。以来、日本の経済成長と共に歩みを進め、現在ではネット取引や中国株取引を主力とする証券会社として、確固たる地位を築いています。

堅実な経営基盤と時代の変化への対応

創業以来、内藤証券は堅実な経営を続け、数々の変革期を乗り越えてきました。1948年（昭和23年）の証券取引法登録を皮切りに、証券取引法改正や金融商品取引法施行など、時代の要請に応じた対応を継続的に行ってきました。

特に、1995年（平成7年）の上海B株取扱いの域外代理商認可や1997年（平成9年）の中国株の域外代理商資格認可取得は、同社の中国市場への進出において大きな転換点となりました。これにより、中国株取引を専門的に扱う証券会社としての基盤を確立し、現在に至るまで、多くの投資家に中国株投資の機会を提供しています。

多様な投資ニーズに対応するサービス

内藤証券は、時代のニーズに対応するため、常に新しいサービスの提供に努めてきました。2000年（平成12年）のインターネット取引開始は、顧客への利便性向上に大きく貢献しました。その後も、コールセンター取引やFX取引、CFD取引など、多様な投資ニーズに対応できるよう、サービスを拡充してきました。

特徴的なサービスとして、「1日定額プラン」があります。これは、1日の売買代金を元に手数料が決定されるプランであり、頻繁に取引を行う投資家にとってコストパフォーマンスの高いサービスです。

また、2014年には子会社であるかざか証券株式会社との合併を行い、企業規模を拡大しました。さらに、2017年には大和証券グループ本社より日の出証券株式会社を買収し、2019年には合併させるなど、積極的な事業展開を続けています。

将来展望

内藤証券は、長年にわたる経験と実績を基に、今後とも顧客第一主義を貫き、信頼される証券会社として、更なる発展を目指していくことでしょう。中国株市場の成長やテクノロジーの進化を捉え、革新的なサービス提供によって、投資家の皆様の資産形成をサポートしていくことが期待されます。

沿革詳細

1933年（昭和8年）1[[1月]]：内藤延次商店創立
1943年（昭和18年）4月：内藤証券株式会社設立（資本金100万円）
1948年（昭和23年）10月：証券取引法による登録
1968年（昭和43年）4月：証券取引法第28条による免許登録
1986年（昭和61年）2月：証券取引法第28条による第3号免許登録
1988年（昭和63年）5月：東京証券取引所正会員権取得
1995年（平成7年）1[[2月]]：上海B株取扱いの域外代理商認可
1997年（平成9年）4月：中国株の域外代理商資格認可
1998年（平成10年）1[[2月]]：改正証券取引法によるみなし登録
1999年（平成11年）10月：保険募集業務開始
2000年（平成12年）4月：インターネット取引業務開始
2001年（平成13年）4月：高松支店開設
2002年（平成14年）6月：コールセンター取引業務開始
2003年（平成15年）9月：上海事務所開設
2004年（平成16年）1月：加古川支店開設
2005年（平成17年）2月：上海証券取引所特別会員認可取得、4月：東京ディーリング第一部開設、8月：深圳証券取引所特別会員認可取得
2006年（平成18年）1月：東京ディーリング第二部開設、5月：東京ディーリング第一部新川分室開設、8月：金融先物取引業登録、9月：金融先物取引業協会加入、10月：FX取引業務開始
2007年（平成19年）7月：札幌証券取引所特定正会員加入、9月：金融商品取引法施行に伴うみなし登録、10月：名古屋証券取引所総合取引参加者取得
2008年（平成20年）1[[2月]]：CFD取引業務開始、FXサービス停止
2010年（平成22年）1月：東京ディーリング部集約
2011年（平成23年）10月：ディーリング部大阪集約
2012年（平成24年）1月：神田支店開設、1[[1月]]：加古川支店統合
2013年（平成25年）8月：かざか証券株式会社100%子会社化
2014年（平成26年）3月：かざか証券株式会社と合併、10月1日：「Kabuスタ7110」開設
2015年（平成27年）9月26日：FX及びCFD取引サービス終了
2017年（平成29年）2月28日：日の出証券株式会社買収
* 2019年（平成31年）2月12日：日の出証券株式会社合併

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