北与野駅

北与野駅

北与野駅（きたよのえき）は、埼玉県さいたま市中央区上落合二丁目に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅です。駅番号はJA25で、埼京線が乗り入れています。駅周辺はさいたま新都心の西側に隣接し、商業施設やオフィスビルが集まるエリアへのアクセス駅としても機能しています。

歴史

北与野駅は、1985年（昭和60年）9月30日に開業しました。埼京線の開業と同時に設けられた駅の一つです。その後、1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となりました。1993年（平成5年）8月5日には自動改札機が設置され、2001年（平成13年）11月18日にはICカード「Suica」の利用が可能になるなど、利便性が向上してきました。2002年（平成14年）4月27日には、駅コンコースとさいたま新都心駅を結ぶ歩行者デッキ「北与野デッキ」が完成し、両駅間の移動がよりスムーズになりました。2007年（平成19年）10月31日には、みどりの窓口が営業を終了しましたが、2019年（令和元年）11月30日の相鉄・JR直通線開業に伴うダイヤ改正で、快速電車が停車する駅となりました。

駅構造

北与野駅は、島式ホーム1面2線を有する高架駅です。ホームは斜めに交差する国道17号をまたいでおり、特徴的な構造をしています。駅の東側にはさいたま新都心駅があり、「北与野デッキ」を通じて徒歩約10分で連絡可能です。駅の管理は浦和西営業統括センターが行い、JR東日本ステーションサービスが業務を受託する業務委託駅です。早朝や日中、夜間の一部時間帯は遠隔対応となるため、改札係員が不在となる場合があります。指定席券売機と自動改札機が設置されており、切符の購入や改札の通過がスムーズに行えます。

のりば

ステーションカラー

埼京線の各駅（北赤羽駅～北与野駅間）には、開業時に駅ごとの色が設定され、現在もその色が引き継がれています。北与野駅のステーションカラーは青色（■）です。

利用状況

2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は10,747人で、埼京線の駅の中では最も少ない駅です。ただし、さいたまスーパーアリーナでイベントが開催される際には、アクセス駅として混雑することがあります。開業からの1日平均乗車人員の推移は、JR東日本や埼玉県統計年鑑のデータで確認できます。

駅周辺

北与野駅の周辺は、さいたま新都心の西側に位置しており、商業施設やオフィスビルが立ち並んでいます。駅周辺の住所は上落合で、詳細な情報はそちらも参照できます。

その他施設

道路
国道17号（与野大宮道路）
埼玉県道215号宗岡さいたま線
首都高速埼玉新都心線 新都心出入口
バス路線
「北与野駅」停留所からは、国際興業バスと西武バスが運行する路線バスが発着しています。
国際興業バス
1番のりば：新都01・新都01-3・新都02：さいたま新都心駅行き
2番のりば：新都01：北浦和駅西口行き、新都02：白鍬電建住宅行き
西武バス
4番のりば：新都11：さいたま新都心駅行き
5番のりば：新都11：大宮駅西口行き

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

埼京線

■通勤快速：通過
■快速・■各駅停車：与野本町駅(JA24) - 北与野駅(JA25) - 大宮駅(JA26)

当駅と与野本町駅の駅間距離は1.1kmで、埼京線の中で最も短い区間です。

脚注

記事本文

出典：広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況：JR東日本の2000年度以降の乗車人員、埼玉県統計年鑑

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

* 駅の情報（北与野駅）：JR東日本

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