北小谷駅

北小谷駅（きたおたりえき）

北小谷駅は、長野県北安曇郡小谷村大字北小谷字向平に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）大糸線の駅です。大糸線の中でも長野県最北端に位置し、かつては国鉄時代に長野鉄道管理局の管轄下でした。

歴史

1957年（昭和32年）8月15日：国鉄大糸線の中土駅 - 小滝駅間が開通し、同時に開業。旅客および貨物の取り扱いを開始しました。
1971年（昭和46年）1月30日：貨物と荷物の取り扱いが一時的に廃止され、駅員無配置駅となりました。ただし、期間は1[[2月1日]]から翌年5月31日まででした。
1971年（昭和46年）2月1日：簡易委託が開始されました。
1973年（昭和48年）12月15日：貨物および荷物の取り扱いが通年で廃止され、完全な駅員無配置駅となりました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となりました。
1995年（平成7年）7月12日：集中豪雨（7.11水害）により駅構内が土石流に埋没。復旧には2年4ヶ月を要しました。
2014年（平成26年）11月22日：長野県神城断層地震の影響で信濃大町駅 - 糸魚川駅間が一時運休。
2014年（平成26年）11月26日：南小谷駅 - 平岩駅間が復旧し、営業を再開しました。

駅構造

糸魚川方面に向かって右側に単式1面1線のホームを持つ地上駅（停留所）です。現在は北陸広域鉄道部が管理する無人駅となっています。駅舎は糸魚川寄りに設置されていますが、自動券売機はありません。

かつて「シュプール号」が運行されていた時期には、列車交換設備が設置されていましたが、現在は撤去されています。

利用状況

長野県統計書によると、1日平均の乗車人員は以下の通りです。

2007年度 - 6人
2009年度 - 6人
2010年度 - 2人
2011年度 - 3人
2012年度 - 4人
2013年度 - 3人
2014年度 - 1人
2015年度 - 1人
2016年度 - 1人
2017年度 - 3人
2018年度 - 2人
2019年度 - 1人
2020年度 - 2人

駅周辺

駅の近くには下寺の集落があり、糸魚川方面へ向かう国道沿いに進み、姫川に架かる橋を渡った先に位置しています。風吹大池を経由して白馬岳へ登山する際の最寄りの駅としても利用されています。

来馬温泉
島温泉
深山の湯
道の駅小谷
中部電力 姫川第三発電所
国道148号
小谷村営バス「北小谷駅」停留所

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

■大糸線

中土駅 - 北小谷駅 - 平岩駅

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