千葉市花の美術館

千葉市花の美術館は、千葉県千葉市美浜区の稲毛海浜公園内にある、植物園としての性格も併せ持った美術館です。1995年に開催された全国都市緑化フェアのテーマ館として開設され、その後、千葉市の緑化啓発拠点として再開館しました。

館内は温室棟、展示棟、休憩棟で構成され、屋外には前庭、中庭、後庭が広がっています。約1600種、48000株もの植物が植栽されており、四季折々の美しい草花を楽しむことができます。

温室には熱帯、亜熱帯の植物が育ち、展示棟では室内花壇のほか、花に関連した様々な活動が行われています。企画展示や講習会が開催されるほか、園芸相談も受け付けています。2011年の東日本大震災で一時閉鎖されましたが、ローズガーデンの部分オープンを経て再開しました。2013年から3年間は命名権により「三陽メディアフラワーミュージアム」という名称でしたが、2021年4月1日に元の「千葉市花の美術館」に戻りました。

現在、美術館は老朽化に伴うリニューアルのため臨時休館中です。

施設

展示棟、温室、休憩棟（レストラン）、屋外の前庭、中庭、後庭、脇庭で構成されています。前庭、後庭、脇庭は無料で観覧できます。館内・屋外庭園合わせて約1600種、48000株の植物が植えられています。

展示棟

1階アトリウムのフラワーガーデンでは、季節の花々が展示されており、みどりの相談員による相談コーナー、ポプリやハーブティーなどを販売する売店があります。花工房は貸切利用も可能です。モネサロンには、クロード・モネの「睡蓮」のレプリカが展示されています。
2階には、食用花やハーブを栽培する屋上庭園、花の精油や木材の性質などを体験できるフラワー体験カフェ、市民が絵画などを展示できるギャラリーがあります。

温室

熱帯・亜熱帯植物や洋ランが栽培されています。

屋外庭園

前庭にはポピーなどの一年草が中心に栽培されています。園路沿いの脇庭を抜けるとバラ園のある後庭に出ます。後庭には、団体利用者が雨天でも昼食をとれるようにバンガローが設けられています。

施設情報

基本情報

バリアフリー
花の美術館1F、稲毛記念館1F、稲毛民間航空記念館1F、その他園内多数に車椅子トイレが完備されています。
園内はバリアフリー化されており、段差や傾斜がほぼ解消されているため、車椅子での利用も安心です。

交通
公共交通機関
鉄道: JR京葉線「稲毛海岸駅」から徒歩約25分。
バス: 千葉海浜交通バス「高浜線」または「高洲線」を利用。
「高浜線」は「海浜公園入口」下車、徒歩約5分。
「高洲線」は「花の美術館」下車すぐ。
自動車
高速道路: 首都高速湾岸線・東関東自動車道「湾岸千葉IC」が最寄り。
一般道路: 国道14号・国道357号「浅間神社交差点」を海側へ曲がり、約2km直進。「海浜大通り」を左折し約1km。
駐車場
普通車: 通常期は3時間まで300円、以降1時間ごとに100円加算、1日最大600円。
夏期プール開園中は1日/1回600円。
大型車: 1日/1回2,000円。
駐輪場: オートバイ・自転車は無料。

ギャラリー

（ギャラリーに関する具体的な記述は省略）

脚注

（脚注に関する具体的な記述は省略）

関連項目

日本の博物館一覧#千葉県
日本の植物園一覧#関東
稲毛海浜公園
アトリウム

外部リンク

公式ブログ
* 植物園の活動がもたらす意義とは

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