南森町駅

南森町駅：大阪の主要交通拠点

南森町駅は、大阪府大阪市北区南森町に位置するOsaka Metro堺筋線と谷町線の乗換駅です。2路線が乗り入れる利便性の高い駅として、多くの利用客で賑わっています。

駅の歴史と概要

谷町線は1967年3月24日、東梅田駅～谷町四丁目駅間の開通と同時に開業しました。その後、1969年12月6日には堺筋線が接続、乗換駅となりました。1997年10月10日には、乗客増加に対応するため谷町線の上り線ホームが新設されています。2018年4月1日には、大阪市交通局の民営化に伴い、Osaka Metroの駅となりました。さらに2022年12月25日には、堺筋線ホームに可動式ホーム柵が設置され、安全性の向上が図られました。

駅構造

地下駅である南森町駅は、谷町線が2面2線の単式ホーム、堺筋線が2面2線の相対式ホームの構造です。当初、谷町線は島式ホーム1面2線でしたが、JR東西線の開業を見据え、現在の2面2線に改築されました。改札口は堺筋線ホームの南北両側に計4ヶ所設置され、南側の改札から谷町線ホームへアクセスできます。駅長が配置され、単駅管理体制が敷かれています。

利用状況

南森町駅の利用状況は非常に高く、2023年11月7日時点の1日あたりの乗降人員は78,522人にのぼります。これはOsaka Metro全107駅中14位、谷町線では上位5位、堺筋線でも上位2位にランクインする数値です。特に、天神祭が開催される7月25日は、例年非常に混雑します。

Osaka Metroのデータによると、谷町線と堺筋線の利用者数はほぼ同等ですが、1997年のJR東西線開業以降、堺筋線の利用者が増加し、両路線の利用者数の差は縮まっています。

駅周辺とアクセス

南森町駅周辺は、オフィス街や商業施設が立ち並び、活気のあるエリアです。駅上部の曽根崎通歩道には、自転車置場も設置されています。最寄りのバス停は南森町交差点付近にあり、大阪シティバス36号系統が運行しています。

接続路線

Osaka Metro 堺筋線 (K13)
Osaka Metro 谷町線 (T21)
JR東西線 (大阪天満宮駅) - 連絡通路で接続

隣の駅

Osaka Metro 谷町線
東梅田駅 (T20)
天満橋駅 (T22)

Osaka Metro 堺筋線
扇町駅 (K12)
* 北浜駅 (K14)

まとめ

南森町駅は、Osaka Metro 2路線とJR東西線に接続する重要な交通拠点です。高い利用者数を誇り、周辺エリアの発展に大きく貢献しています。今後も、更なる利便性向上のための整備が期待されます。

もう一度検索