土佐山田駅

土佐山田駅（とさやまだえき）

土佐山田駅は、高知県香美市土佐山田町東本町一丁目にある、四国旅客鉄道（JR四国）土讃線の駅です。「龍河洞とアンパンマンの駅」という愛称で親しまれており、駅番号はD37、標高は44mです。土讃線の特急列車が全て停車する主要駅となっています。

歴史

1925年（大正14年）12月5日：開業。
1935年（昭和10年）1月25日：大栃線（自動車線）が開業。
1984年（昭和59年）2月1日：専用線発着車扱貨物および自動車線の荷物の取扱が廃止。
1986年（昭和61年）3月3日：荷物扱いが廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により四国旅客鉄道の駅となる。
1991年（平成3年）1[[1月25日]]：駅舎内にベーカリー「ウィリーウィンキー」が開店。
2011年（平成23年）2月28日：駅舎内に入居していたベーカリー「ウィリーウィンキー」が撤退。
2019年（平成31年）3月：跨線橋のリフレッシュ工事が完了。跨線橋壁面がアンパンマンのデザインとなり、記念写真用の駅名標も設置。
2021年（令和3年）10月以降：みどりの券売機プラスの利用を開始し、みどりの窓口が営業を終了。
2023年（令和5年）2月上旬：駅の接近放送用スピーカー及び接近放送を更新し、高知県内の駅で初めて接近放送での英語放送を導入。

駅構造

島式ホームと単式ホームが複合した2面3線の地上駅で、列車の交換や待避が可能です。かつては駅長が配置された駅でしたが、現在は契約社員が勤務しています。駅舎は駅の南側にあり、駅舎側の単式ホームが1番線、跨線橋を渡った先の島式ホームが2,3番線となっています。

構内配線は、1番線が上下副本線、2番線が上下本線（一線スルー）、3番線が上下副本線という構造です。一線スルー化が完成した後のダイヤ改正で、定期列車の通過列車はなくなりました。そのため、特急列車や阿波池田駅と高知駅を結ぶ普通列車は、駅舎側の1番のりばを優先的に使用しています。

3番線の北側には留置線があり、かつては折り返し列車の時間調整に使用されていましたが、2019年3月のダイヤ改正以降は使用されていません。以前は駅北側から延びる貨物列車用の引き込み線がありましたが、現在は一部にその痕跡が残るのみです。夜間滞泊は原則として行われず、高知発22時の最終列車は当駅到着後、高知行きの列車となります。コロナ禍前には、高知発23時台に当駅止まりの列車が設定されていました。

駅舎内には駅コンビニエンスストア「ビッグキヨスク」が入居していましたが、現在はセブン-イレブン（Kiosk土佐山田店）に変更されています。以前はベーカリー「ウィリーウィンキー」がありました。

みどりの窓口の営業終了に伴い、窓口の営業時間が短縮されています。

のりば

1番のりば：上り（高知方面）
2番のりば：下り（阿波池田、高松方面）／上り（高知方面）
3番のりば：下り（阿波池田、高松方面）

駅周辺

駅周辺には以下の施設やバス路線があります。

とさでん交通バス
り1：神母木・工科大学経由龍河洞
ジェイアール四国バス
大栃線：美良布（アンパンマンミュージアム）
香美市営バス
西又線：久次・平山・繁藤駅（月・水・金曜日のみ運行、祝日は運休）
不寒冬線：久次・平山・繁藤駅（火・木曜日のみ運行、祝日は運休）
町田線：町田橋・神母ノ木（火・金曜日のみ運行、祝日は運休）
佐岡線：談義所・佐岡小学校前（月～金曜日運行、土日祝日は運休）
あけぼの街道線：プラザ八王子・香美市立図書館（かみーる）（火・木・土曜日のみ運行、祝日は運休）※2022年11月1日から実証運行中
やまださくら号（予約制・エリア型デマンドバス）：談義所・佐竹・大法寺・曽我部川（月～土曜日運行、日曜・祝日は運休）

隣の駅

四国旅客鉄道（JR四国）

■土讃線

特急「南風」「しまんと」停車駅
普通
繁藤駅 (D35) - 新改駅 (D36)（※） - 土佐山田駅 (D37) - 山田西町駅 (D38)（※） - 土佐長岡駅 (D39)（※） - 後免駅 (D40)
（※）一部の普通列車は、新改駅・山田西町駅・土佐長岡駅には停車しません。

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧
山田駅 (曖昧さ回避)

外部リンク

四国の駅情報 | 土佐山田駅 - 四国旅客鉄道
* あなたの駅前物語 土佐山田駅（高知県） - テレビ朝日

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