夜須駅

夜須駅の紹介

夜須駅（やすえき）は、高知県香南市の夜須町千切に位置する、土佐くろしお鉄道のごめん・なはり線に属する駅です。駅の番号はGN33で、周辺には観光スポットや施設が点在しており、地域の交通の要所として機能しています。

歴史

夜須駅は2002年（平成14年）7月1日に開業され、地域住民や観光客に利用されています。なお、1974年（昭和49年）3月31日までは、交差点を挟んで向かい側に土佐電気鉄道安芸線の夜須駅も存在していましたが、廃止に伴い、こちらの駅は閉鎖されました。

駅の構造

駅舎は高架に設置された無人駅で、1面2線の島式ホームを有しており、列車の交換が可能です。1番線は主本線、2番線は副本線として使用され、どちらの方向からも列車が入ってくるように設計されていますが、現状ではホームは方向に応じた使い分けが行われています。地上とホームの間はエレベーターで結ばれており、バリアフリーにも対応しています。

ホームへのアクセスは階段を利用し、階段の踊り場に自動券売機が設置されています。

駅周辺の観光スポット

夜須駅の南側には「ヤ・シィパーク」があり、道の駅や海水浴場などの施設が立地しています。国道55号も駅の北側を通っており、交通アクセスが良いため、周囲にはリゾートホテルやゴルフ場も点在し、観光地として訪れる人々を迎え入れています。さらに、駅近くには香南市夜須庁舎や夜須郵便局、手結内港（掘込港）などもあり、地域のインフラが整備されています。

また、高知東部自動車道の香南やすインターチェンジも近く、遠方からのアクセスも便利です。

バス路線

夜須駅周辺には複数のバス路線があり、地域内の移動に役立っています。これにより、観光スポットへのアクセスが容易で、訪問者にとって利便性の高い交通手段となっています。

イメージキャラクター

夜須駅のイメージキャラクターは「やす にんぎょちゃん」で、毎年夏に開催される「ミスマーメイドコンテスト」にちなんで人魚をモチーフとしています。このキャラクターのモニュメントは駅前広場に設置されており、訪れる人々に親しまれています。

その他の情報

仮称としては「手結駅（ていえき）」が使用されていましたが、現在の駅名が定着しています。かつては土佐電気鉄道安芸線の隣駅に手結駅が存在していました。

隣接駅

• - 快速: あかおか駅 (GN35) - 夜須駅 (GN33) - 西分駅 (GN32)（安芸行の列車のみ） - 和食駅 (GN31)
• - 普通: 香我美駅 (GN34) - 夜須駅 (GN33) - 西分駅 (GN32)

夜須駅は、地域の交通の要所でありながら、周囲の自然や観光資源にも恵まれた魅力的な駅です。

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