大沼公園駅

大沼公園駅 (H67)

大沼公園駅は、北海道亀田郡七飯町字大沼町にある北海道旅客鉄道（JR北海道）函館本線の駅です。駒ヶ岳を背景に、大沼国定公園の豊かな自然に囲まれた場所に位置しています。

駅の特徴

所在地: 北海道亀田郡七飯町字大沼町
所属路線: JR北海道 函館本線（駒ヶ岳回り・本線）
駅番号: H67
電報略号: オエ
事務管理コード: ▲140109
特急停車駅: 早朝夜間を除く特急「北斗」が停車
構造: 単式ホーム1面1線の地上駅

道内の特急停車駅のうち、旅客乗降用のホームと線路が一本しかないのは、当駅と稚内駅のみです。木造駅舎は改築を経てレトロな雰囲気を残し、訪れる人々を迎えます。

歴史

1907年（明治40年）6月5日：北海道鉄道の大沼公園臨時乗降場として開業
1907年（明治40年）7月1日：北海道鉄道が国有化
1907年（明治40年）12月21日：大沼公園臨時乗降場が閉鎖
1908年（明治41年）5月25日：大沼公園仮停車場が開業
1909年（明治42年）10月12日：函館本線に制定
1917年（大正6年）6月15日：貨物扱い開始
1920年（大正9年）6月15日：大沼仮停車場と改称
1924年（大正13年）11月10日：駅に昇格、大沼駅（2代）となる
1929年（昭和4年）1月5日：大沼電鉄が開通
1945年（昭和20年）6月1日：大沼電鉄線が全線廃止
1949年（昭和24年）6月1日：日本国有鉄道に継承
1960年（昭和35年）5月20日：貨物扱い廃止
1964年（昭和39年）5月1日：大沼公園駅に改称
1983年（昭和58年）3月：駅舎改築
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱い廃止
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR北海道の駅となる
1998年（平成10年）4月1日：業務委託化
2007年（平成19年）10月1日：駅ナンバリング導入
2015年（平成27年）10月10日：列車別改札メロディーに「千の風になって」を使用開始

駅名は、近隣の観光地である大沼国定公園に由来します。幾度かの名称変更を経て、現在の「大沼公園駅」となりました。

駅構造

単式ホーム1面1線を有し、かつてはホームのない側線も存在しましたが、現在は撤去されています。七飯駅が管理する業務委託駅で、駅舎にはみどりの窓口が設置されています。

駅周辺

大沼国定公園: 駅から北東へ約0.5km。ボート、サイクリング、遊覧船などのアクティビティを楽しめる。
大沼/小沼: 大沼、小沼の湖畔は散策に最適
沼の家: 名物「大沼だんご」の店。駅のすぐそばに位置。

隣の駅

JR函館本線
* 普通：大沼駅 (H68) - 大沼公園駅 (H67) - 赤井川駅 (H66)

大沼公園駅は、大沼国定公園へのアクセス拠点として、多くの観光客に利用されています。豊かな自然を満喫しに、ぜひ一度訪れてみてください。

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