大畠駅

大畠駅について



大畠駅(おおばたけえき)は、山口県柳井市神代東瀬戸に位置する、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅です。瀬戸内海に面した場所にあり、かつては大島への連絡船が発着していた歴史を持つ駅です。

歴史



1897年明治30年)9月25日: 山陽鉄道広島駅 - 徳山駅間延伸に伴い、大畠駅が開業。旅客と貨物の取り扱いを開始しました。
1906年明治39年)1[[2月1日]]: 山陽鉄道が国有化され、官営鉄道の駅となりました。
1909年明治42年)10月12日: 線路名称が制定され、山陽本線に所属する駅となりました。
1921年大正10年)7月28日: 山口県営の大島航路が開設され、大島へのアクセス拠点としての役割を担い始めました。
1946年昭和21年)4月24日: 大島航路が県営から国鉄に移管され、国鉄の鉄道連絡船となりました。
1962年昭和37年)2月1日: 貨物取り扱いを廃止しました。
1976年昭和51年)7月2日: 大島連絡船が廃止されました。
1985年昭和60年)3月14日: 荷物扱いを廃止しました。
1987年昭和62年)2月14日: みどりの窓口の営業を開始。
1987年昭和62年)4月1日: 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となりました。
2005年(平成17年)4月: みどりの窓口の営業時間帯における窓口閉鎖を廃止しました。
2022年令和4年)3月12日: ICカードICOCA」の利用が可能になりました。
2022年令和4年)9月30日: みどりの窓口の営業を終了。
2022年令和4年)10月1日: 無人駅となりました。

駅構造



相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。ホームの間には、上下待避線として使われる中線が設けられています。駅舎は上りホーム側にあり、各ホームは跨線橋で繋がっています。

大島連絡船が就航していた当時、桟橋は駅舎や跨線橋とは直結しておらず、一旦改札口を出てから移動する必要がありました。

のりば



列車運転指令上では、前述の中線が「2番線」となるため、旅客が利用する2番のりばは「3番線」と案内されています。

利用状況



1日の平均乗車人員は、近年減少傾向にあります。詳細な乗車人員のデータは変動するため、公式のデータをご確認ください。

駅周辺



駅の周辺は旧大畠町の中心部に位置し、瀬戸内海(大畠瀬戸)が目の前に広がっています。

主な施設は以下の通りです。

柳井市役所大畠総合支所
大畠瀬戸
大島大橋
柳井市立大畠中学校
大畠郵便局
国道188号
国道437号

バス路線



大島連絡船が就航していた時代から、大島(屋代島)方面への玄関口として機能していました。大島大橋開通後は、国鉄バス防長交通が当駅から大島方面へバスを運行していましたが、現在はJRバス中国の路線が廃止され、防長交通が単独で運行しています。

主なバスの行き先は以下の通りです。

柳井駅前 / 周防八幡方面
町立橘病院前方面
周防油宇方面

隣の駅



西日本旅客鉄道(JR西日本)

山陽本線

神代駅 - 大畠駅 - 柳井港駅

脚注



詳細な情報や最新の運行状況については、JR西日本の公式サイトをご確認ください。

関連項目



日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク



大畠駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。