大磯プリンスホテル

大磯プリンスホテル：湘南の丘陵地に佇む、歴史と自然が融合したリゾート

大磯プリンスホテルは、神奈川県中郡大磯町に位置する、プリンスホテルグループに属する大型リゾートホテルです。305室の客室を有し、豊かな自然と歴史に彩られた湘南エリアで、快適な滞在を提供しています。

歴史と伝統：吉田茂元首相邸跡に隣接する由緒あるホテル

1953年、大磯丘陵の地に「大磯ホテル」として開業。わずか12室の洋室からスタートしたこのホテルは、元首相・吉田茂邸の隣接地という由緒ある立地も魅力の一つです。その後、規模を拡大し、複数の建物が建設されました。特に、1965年には新館が神奈川県建築コンクールを受賞するなど、建築的にも高い評価を受けてきました。東京オリンピックのセーリング競技の選手村としても利用され、日本の近代リゾートの歴史を刻んできたホテルと言えるでしょう。

多彩な施設とサービス：充実した設備とアクティビティで快適な滞在を演出

ホテル内には、レストランやラウンジ、国際会議場、大小様々な宴会場や会議室が備えられています。スポーツ愛好家にも嬉しい施設として、屋外・屋内プール、ボウリングセンター、テニスコート、フットサルコートなども完備。さらに、大磯ゴルフコースも利用可能です。近年では、天然温泉を利用した「THERMAL SPA S.WAVE」もオープンし、より充実した滞在を提供しています。2010年には全館禁煙化を実施するなど、快適な環境づくりにも力を入れています。また、大磯町と協定を結び、津波発生時の避難場所としても指定されており、地域社会への貢献にも取り組んでいます。

アクセス：便利な交通アクセス

電車でのアクセスは、JR東海道本線の大磯駅から神奈中バスを利用するのが便利です。また、車でのアクセスも良好で、西湘バイパス大磯西ICからすぐの距離です。東名高速道路からもアクセス可能で、東京方面、静岡方面からのアクセスも容易です。

スポーツイベントとの繋がり：湘南国際マラソンのフィニッシュ地点

大磯プリンスホテルは、湘南国際マラソンのフィニッシュ地点として知られています。他にも、長年『オールスター寒中水泳大会』の収録が行われていた歴史もあり、スポーツとの繋がりも深いホテルです。毎年2月には自動車輸入協会主催の輸入車試乗会も開催されるなど、地域社会との連携も積極的に行われています。

ホテルの歴史：変遷と発展

1953年の開業以来、大磯プリンスホテルは幾度かの改築・増築を経て現在に至ります。大磯ロングビーチの開業(1957年)を機に「大磯ロングビーチホテル」と改称された後、「大磯プリンスホテル」として現在に至っています。2000年には敷地内で湧出した温泉を利用した「大磯温泉」を開湯、2017年には3号館のリニューアルと新たなスパ施設のオープンなど、常に進化を続けています。2002年にはFIFAワールドカップに出場したナイジェリア代表の宿泊ホテルとしても利用されました。

まとめ：湘南を代表するリゾートホテル

大磯プリンスホテルは、歴史と伝統、そして現代的な設備とサービスを兼ね備えた、湘南を代表するリゾートホテルです。美しい自然に囲まれた環境の中で、思い出に残る滞在を体験できるでしょう。ビジネス利用はもちろん、観光やレジャー、スポーツイベントへの参加など、様々な目的で利用できます。

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