大阪市立東中学校とは？意味をやさしく解説

大阪市立東中学校

沿革

都心部の人口減少に伴い、当時の東区にあった大阪市立東中学校（1947年創立）と大阪市立船場中学校（1950年創立）の2校が統合され、1988年に新たな東中学校として開校しました。旧東中学校と現東中学校は同名ですが、旧東中学校は船場中学校と対等な形で統合・閉校し、現在の東中学校が新設されたという経緯があります。

旧・大阪市立東中学校（現在の中央区釣鐘町）の跡地は、大阪府立中央高等学校（1992年開校）となっています。また旧・船場中学校（現在の中央区糸屋町）の跡地は、1992年11月に旧関西電力扇町営業所跡地（現在の北区役所・北区民センター・キッズプラザ大阪）との土地交換により関西電力の所有となり、その後2007年1月に高層マンションが建設されました。

前身校の沿革

1947年の学制改革により、当時の東区に大阪市立東第一中学校が設置されました。東第一中学校は旧北大江国民学校跡を転用して設置され、当時の東区全域を校区としていました。

大阪市立中学校の名称は、学制改革直後は「行政区名＋番号」の仮称で呼ばれていましたが、その後、地名などを取り入れた名称に変更する方針が決定されました。これに伴い、東第一中学校は1949年に大阪市立東中学校へと改称されました。

1949年には、東中学校の分教場が戦災で廃校となった旧中大江東国民学校跡に設置されました。この分教場は1950年に独立し、大阪市立船場中学校となりました。