小歩危駅

小歩危駅（こぼけえき）は、徳島県三好市山城町西宇に位置する、四国旅客鉄道（JR四国）土讃線の駅です。駅番号はD26。吉野川の左岸、高台を切り開いた場所に建てられています。

歴史

1935年（昭和10年）11月28日：西宇駅として開業。
1950年（昭和25年）10月1日：小歩危駅に改称。
1970年（昭和45年）
6月1日：小口扱い貨物の取り扱いを廃止。
10月1日：無人駅化。同時に手荷物の取り扱いを廃止し、小荷物の取り扱いを到着小荷物（特別扱新聞紙に限る）に限定。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化によりJR四国の駅となる。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する、列車交換が可能な無人駅です。駅は道路や集落から見るとかなり高い場所にあり、断崖を削って作られたという立地が特徴的です。

駅舎側の1番線を上下副本線、2番線を上下主本線とした一線スルー構造を採用しています。通過列車は原則として2番線を通行しますが、停車列車は乗降客が構内踏切を渡らずに済むように、1番のりばへ優先的に停車するようになっています。2024年3月時点のダイヤでは、全停車列車が1番のりばを使用しています。

かつて駅に設置されていたトイレは、現在は閉鎖されており使用できません。

のりば

駅周辺

駅周辺には、以下の施設や名所があります。

国道32号
吉野川
小歩危
四国交通「小歩危駅前」停留所 - 祖谷線

備考

小歩危駅はその名称から、隣の大歩危駅と共に「オオボケ・コボケ」と呼ばれ、親しまれています。メディアでも時折ネタとして紹介されることがあり、作家の阿川弘之も「大ぼけ小ぼけ」というタイトルの書籍を刊行しています。

隣の駅

四国旅客鉄道（JR四国）

■土讃線

■普通

阿波川口駅 (D25) - 小歩危駅 (D26) - 大歩危駅 (D27)

脚注

小歩危駅 時刻表 (PDF) - 四国旅客鉄道

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