少路駅

少路駅について

少路駅（しょうじえき）は、大阪府豊中市の少路にある大阪モノレール本線の駅で、駅番号は14です。この駅は、豊中市内において比較的高い標高に位置し、駅からは美しい大阪平野の景色を楽しむことができます。また、駅の設置は当初の計画には含まれていませんでしたが、千里中央からの駅間が長いため新たに設置された経緯があります。

歴史

少路駅は1994年9月30日に開業しました。この開業は、大阪モノレール線の柴原（現・柴原阪大前）から千里中央までの区間が延長される際に実現しました。その後、2020年10月31日には、利便性向上のために可動式ホーム柵の使用が始まりました。これにより、安全面が強化され、多くの利用者に支持されています。

駅構造

少路駅は、1面2線の島式ホームを持つ高架駅です。駅の改札口には以前はモノショップが併設されていましたが、現在は閉店し、代わりにPUDOという荷物預かりシステムが設置されています。駅周辺には小規模なロータリーもあり、バスは中央環状線上にあるバス停から発着しています。これにより、公共交通機関の利用者にとっても便利な駅となっています。

利用状況

2020年度における少路駅の1日平均乗降人員は10,768人で、乗車人員が5,436人、降車人員が5,332人となっており、大阪モノレール全18駅中で8位という利用状況を誇ります。開業以来の乗降人員の推移も注目されています。

駅周辺の特徴

少路駅は、周辺環境の整備が進んでいる地域にあり、1988年の駅計画決定を受けて、1992年から2005年にかけて土地区画整理事業が実施されました。この結果、駅周辺はより住みやすい環境へと変貌を遂げました。また、駅周辺が大阪平野の高所に位置しているため、ここから見る景色は特に素晴らしいと評判です。

バス路線

少路駅周辺には、バス路線も整備されています。特に、中国ハイウェイバスの上り急行便が朝にのみ停車し、下車することが可能です。このほか、日本交通が運行する山陰特急バスが、鳥取、倉吉、米子から大阪へ向かう際に、梅田や新大阪経由の便を提供しており、少路駅に近い中央環状線沿いのバス停において下車することができます。ただし、鳥取、倉吉、米子方面行きのバス停は設置されておらず、停車はしません。

隣接駅

少路駅の隣には、柴原阪大前駅（駅番号13）と千里中央駅（駅番号15）が位置しており、これらの駅との接続により、大阪モノレールを利用した移動が非常に便利です。こうした交通インフラが整っているおかげで、多くの通勤・通学客にとって重要な拠点となっています。

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