岡部駅

岡部駅（埼玉県深谷市）

岡部駅は、埼玉県深谷市岡に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）高崎線の駅です。JR貨物の駅としても機能しています。

歴史

1909年（明治42年）12月16日：鉄道院の駅として開業。
1968年（昭和43年）9月10日：ホームが増設され、上下副本線が設置。
1972年（昭和47年）7月1日：専用線発着を除く貨物の取り扱いが廃止。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物の取り扱いが廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本とJR貨物の駅となる。
2001年（平成13年）11月18日：ICカード「Suica」の利用が可能に。
2006年（平成18年）2月23日：みどりの窓口の営業を終了。翌日には「もしもし券売機Kaeruくん」が稼働開始。
2012年（平成24年）2月8日：「もしもし券売機Kaeruくん」営業終了。
2013年（平成25年）12月10日：指定席券売機の運用開始。
2016年（平成28年）3月10日：早朝が無人化。

駅構造

島式ホーム2面4線を有する地上駅です。1・3番線が本線、2・4番線が待避線として使用されています。現在、4番線に定期旅客列車は入線せず、主に貨物列車の着発線として利用されています。木造駅舎が特徴です。

高崎支社所属熊谷統括センター管轄の本庄駅が管理しており、JR東日本ステーションサービスが業務を受託しています。駅舎内部には、指定席券売機、Suica対応の自動券売機、自動改札機が設置されています。かつては駅舎出入口横にキヨスクがありましたが、2017年7月末に閉店しました。2010年5月までに10両編成対応のホーム屋根とエレベーターが設置され、2024年夏には駅舎内にセブン銀行ATMが設置されました。

かつてはみどりの窓口がありましたが、「もしもし券売機Kaeruくん」に置き換えられ、その後多機能券売機に再度置き換えられました。指定席券売機が導入されたことで、再び指定券の購入が可能となっています。2016年3月からは、早朝に遠隔対応となる時間帯があります。

駅改札・駅舎は北口のみで、駅南側へは陸橋を渡る必要があります。
2018年度からは、15両編成の入線に対応しています。

のりば

1 高崎線 上り 籠原・高崎・前橋方面
2 高崎線 待避線
3 高崎線 下り 熊谷・大宮・上野方面
4 高崎線 貨物列車

湘南新宿ライン、上野東京ラインも乗り入れています。

貨物取扱・専用線

JR貨物の駅として、専用線発着の車扱貨物を取り扱っています。2014年3月改正時点では定期貨物列車の発着はありませんが、駅北側の関東分岐器岡部工場への専用線があり、レール輸送が行われることがあります。

かつては、駅東側にあったJX日鉱日石エネルギー岡部油槽所へ専用線が続いており、根岸駅からの石油輸送列車が運行されていました。2012年3月の岡部油槽所閉鎖に伴い、これらの貨物列車は廃止されました。

利用状況

2023年度の1日平均乗車人員は2,779人です。

駅周辺

深谷市役所岡部総合支所
岡部郵便局
埼玉工業大学
関東分岐器岡部工場
リケンテクノス埼玉工場
リケンテクノス研究開発センター
昭和電工マテリアルズ埼玉事業所
道の駅おかべ
* ボートピア岡部

バス路線

深谷市コミュニティバス「くるリン」が発着します。

その他

岡部駅は、映画「SR サイタマノラッパー」にも登場しています。駅の南側は「希望が岡公園」として整備されています。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

高崎線

深谷駅 - 岡部駅 - 本庄駅

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