布崎駅

布崎駅は、島根県出雲市園町に位置する一畑電車北松江線の駅です。駅番号は10。大正時代に開業し、地域の足として長年親しまれてきました。

歴史

1915年（大正4年）2月4日に開業。
1916年（大正5年）6月5日に園駅寄りに位置が変更。これにより、雲州平田駅 - 布崎駅間は1.8マイルから2.2マイルに、布崎駅 - 園駅間は1.3マイルから0.9マイルに変更されました。
1983年（昭和58年）1月17日に無人駅となりました。
2006年（平成18年）4月1日に一畑電気鉄道の持株会社移行に伴い、新設の一畑電車株式会社が鉄道事業を承継しました。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅（停留所）で、松江方面に向かって右側にホームがあります。無人駅ですが、かつては平日の朝に駅員が配置されていた時期もありました。ホームが急カーブ上に位置しているため、乗降の際には注意が必要です。

利用状況

近年の一日平均乗降人員は、沿線地域の過疎化の影響を受け、減少傾向にあります。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

布崎変電所：一畑電車の電力供給源として1927年（昭和2年）に建設されました。レトロな外観が特徴で、2010年の映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』のロケ地として使用され、2011年1月26日に国の登録有形文化財に登録されています。鉄道ファンにとっては見逃せないスポットです。
平田園郵便局
平田船川
国道431号

隣の駅

一畑電車北松江線

■急行：雲州平田駅 - 布崎駅 - 一畑口駅
■普通：雲州平田駅 - 布崎駅 - 湖遊館新駅駅

布崎駅は、開業から100年以上の歴史を持つ駅であり、周辺には一畑電車の運行を支える布崎変電所があります。映画のロケ地にもなった変電所は、国の登録有形文化財に指定されており、駅とともにレトロな雰囲気を醸し出しています。鉄道ファンはもちろん、歴史や文化に興味のある方にもおすすめのスポットです。のどかな田園風景の中、ローカル線の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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