布施博

布施博のプロフィールとキャリア

布施博（ふせ ひろし）は、1958年7月10日生まれで日本の俳優として知られています。東京都足立区出身で、有限会社馬力屋に所属しながら、代表取締役も務めています。彼は二松學舍大学附属高等学校を中退後、1979年にミスタースリムカンパニーに入団し、俳優としてのキャリアをスタートさせました。

経歴

布施の演技キャリアは1984年に倉本聰の脚本によるテレビドラマ『昨日、悲別で』での演技が評価されたことから始まります。この作品以降、倉本聰作品には常連として出演し、その個性的な演技力を発揮しました。その後、トレンディドラマ『君が嘘をついた』でのブレイクを果たし、幅広いジャンルの作品で活躍するようになりました。

1994年には自らの劇団「東京ロックンパラダイス」をプロデュースし、演劇活動にも力を入れ、人材育成に貢献しています。劇団は2001年にメンバーが独立したことを受けてリニューアルし、現在も年に1～2本の公演を行っています。また、2014年には姉妹劇団の「東京DASH!」を設立し、両劇団によるコラボ作品も上演されています。

プライベート

プライベートでは、古村比呂と1992年に結婚し、3児の父となりますが、2009年に離婚。その後、2012年に女優の井上和子と再婚しました。

エピソード

布施は2014年のテレビ東京系番組『〜裏ネタワイド〜 DEEPナイト』に出演した際、外資系のCM出演が1億円近いギャラをもたらしたと明かし、そのセリフは「オーマイガッド!」だったとされています。2018年には医療バラエティ番組『名医のTHE太鼓判!』で「脊柱管狭窄症」を抱えていることが判明しました。

代表的なテレビドラマ

布施のテレビドラマへの出演は非常に多岐にわたり、1982年の『刑事ヨロシク』から始まり、その後も数多くの作品に出演しています。例えば、1983年の『ふぞろいの林檎たち』、1986年の『北の国から』シリーズ、1990年の『夏子の酒』、さらには近年の『金田一少年の事件簿N(neo)』など様々なジャンルで活躍しています。

映画とバラエティ

映画の出演作も多く、1987年の『私をスキーに連れてって』や2018年の『Noise ノイズ』といった作品に関わっています。また、バラエティ番組にも出演し、特に『伊東家の食卓』にはレギュラーとして10年間の長期にわたり登場しました。

CMやディスコグラフィ

CMへの出演も豊富で、王子製紙やハインツなど、様々な企業の広告にも起用されました。1993年にはアルバム『夢の背中』をリリースし、音楽活動にも挑戦しています。

布施博はその幅広い演技力と存在感で、テレビ、映画、舞台、さらにはバラエティまで多彩なジャンルで活躍を続けており、日本のエンターテインメント界において重要な存在となっています。

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