平山城址公園駅

平山城址公園駅

東京都日野市平山五丁目に位置する京王電鉄京王線の駅です。駅番号はKO31で、京王西管区に所属しています。

歴史

1925年（大正14年）、玉南電気鉄道の開通に伴い、平山駅として開業しました。その後、1926年（大正15年）に京王電気軌道（現在の京王電鉄）の駅となり、1944年（昭和19年）には戦時合併により東急電鉄の駅となりました。1948年（昭和23年）に京王帝都電鉄（現在の京王電鉄）が東急から分離独立すると、再び京王電鉄の駅となりました。そして、1955年（昭和30年）に現在の「平山城址公園駅」に改称され、1976年（昭和51年）には駅舎を現在の場所に移転しました。

駅名の由来は、開業当時の駅所在地の地名「日野市平山」です。この地は、武蔵七党の一族である平山氏の本貫地としても知られています。現在の駅名となったのは、近隣の「平山城址公園」が完成したことに伴う改称です。なお、この公園は八王子市堀之内にあります。

駅構造

平山城址公園駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。駅舎は1番線ホーム側に位置し、両ホームは地下道とエレベーターで連絡しています。1番線ホームにはトイレが設置されており、近年ではユニバーサルデザインに対応した「だれでもトイレ」も設置されました。

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員は約7,704人です。東京薬科大学八王子キャンパスへの最寄駅の一つであることから、学生の利用が多いことが特徴です。

駅周辺

駅周辺には、平山季重ふれあい館、日野市立平山図書館、七生郵便局、多摩信用金庫平山支店などの施設があります。また、源平合戦で知られる平山季重の墓と木像がある宗印寺や季重神社も近隣にあります。

さらに、バスを利用することで、東京農工大学農学部附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センターフィールドミュージアム多摩丘陵、東京都立平山城址公園、東京薬科大学八王子キャンパス、警視庁日野警察署平山交番などへアクセスできます。

駅周辺のバス路線としては、京王バス、日野市ミニバス、豊32系統、豊33系統などが運行しています。これらのバス路線は、平山城址公園駅や周辺地域へのアクセスを支えています。特に、豊32系統と豊33系統では、平山五丁目バス停での降車を案内しています。また、新宿駅西口から運行している深夜急行バスも、平山城址公園駅入口停留所に停車します（降車専用）。

隣の駅

特急、急行は通過します。区間急行（上り）、快速（下り）、各駅停車が停車します。

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