平野大和

平野大和選手について

平野大和（ひらのやまと）は、2001年8月7日生まれで、宮崎県宮崎市出身のプロ野球選手です。彼はオリックス・バファローズに所属し、外野手としてプレーしています。右投右打のスタイルで、これまでに数々の経験を積んできました。

経歴

プロ入り前

平野選手は、兄の影響を受けて小学2年生の頃から軟式野球に熱中し始めました。中学からは日章学園中学校・高等学校に進学し、野球部の1期生として活動をスタートします。高校在籍時には、1年生の夏から左翼手のスターティングメンバーとして出場するなど、注目を集める存在に成長しました。

2年生の秋には、秋季宮崎大会の準決勝で左膝を負傷し、剥離骨折と診断されましたが、痛み止めを飲みながら秋季九州大会に出場し、春の選抜大会への出場も実現します。3年生の春には、第91回選抜高等学校野球大会で4番・中堅手としてプレーしましたが、習志野高等学校に敗れ、夏の宮崎大会では都城工業高等学校に敗退し、2季連続の甲子園出場を逃しました。

プロ入り

2019年10月17日、平野選手はオリックス・バファローズから育成ドラフト4位指名を受け、翌月には宮崎市内で入団交渉を行いました。契約金は330万円、年俸240万円という条件で合意し、背番号は004に決定しました。

オリックス時代

2020年には、左手舟状骨骨折の手術を受けるアクシデントがあり、その年はウエスタン・リーグで8試合に出場し、打率.083という思うような数字にはならなかったものの、2021年にはウエスタン・リーグで32試合出場し、打率.241と成績を向上させました。

2022年には、千葉ロッテマリーンズとの練習試合でプロ初本塁打を記録し、ウエスタン・リーグでは51試合出場し、打率.231、4本塁打、11打点という成績を残しました。そして2023年、平野選手は7月25日までにウエスタン・リーグで19試合に出場し、打率.268を記録しました。そして7月26日には支配下登録され、新たに背番号68に変更されました。しかし、シーズン終了後の10月30日に戦力外通告を受けましたが、育成契約の打診もありました。その後、11月に育成選手として再契約し背番号004に戻っています。

選手としての特徴

平野選手は、50メートル走を5秒8で走る俊足を誇り、また高校時代には通算で20本塁打を記録するなど、個々の能力が高い選手です。今後の成長が期待されており、オリックス・バファローズの一員としてさらなる活躍を彼から見ることができるでしょう。

初記録

平野選手の初出場は2023年7月30日、対北海道日本ハムファイターズ戦で、小田裕也選手の代打として出場しました。この試合では、玉井大翔投手から二塁内野安打を放ち、プロとしてのスタートを切りました。

まとめ

平野大和選手は、その驚異的なスピードと打撃能力で、今後の活躍が非常に楽しみな選手です。様々な経験を経て成長してきた彼の今後のプレーに期待が寄せられています。

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