広島ホームテレビ

広島ホームテレビの概要

株式会社広島ホームテレビ（Hiroshima Home Television Co., Ltd.、略称：HOME）は、広島市に本社を置くテレビ放送局であり、主に広島県を放送対象地域としています。1964年9月18日に前身の株式会社瀬戸内海放送が免許申請を行い、1969年12月に現在の社名に改名してから放送を開始しました。HOMEは、ANN系列のフルネット局であり、リモコンキーIDはキー局であるテレビ朝日と同じ「5」となっています。

本社と支社

本社は広島市中区白島北町19番2号に位置し、福山支社、東京支社、大阪支社を持ち、国外にもANNニューヨーク特派員を配置しています。広島県を中心に、益田市や鹿足郡を除く島根県西部でも取材を行っています。

会社の歴史

1969年12月に広島ホームテレビは開局し、広島県内では3局目の民放テレビ局として誕生しました。当局は設立当初、主に日本教育テレビ（現・テレビ朝日）の系列番組を中心に放送していましたが、1974年にANNに加盟し、1975年には他の系列局との関係が見直されました。その後、地域密着型の番組制作を重視し、2006年から地上デジタル放送の提供を開始して評判を得ました。

放送内容と特徴

広島ホームテレビは、地元のニュースや情報番組を多く制作しており、その中には『HOME NEWS』や『ひろしま平和記念式典中継』などがあります。また、広島東洋カープの試合中継などスポーツ実況も人気で、地域のイベントや文化にも積極的に関与していることが特徴的です。自社制作のバラエティ番組も多く、特に地元向けのテーマを扱ったものが人気です。

技術と配信

地上デジタル放送においては、HDカメラが多数導入され、ニューススタジオもHD対応しています。CS放送やインターネットを通じた配信にも力を入れ、放送業務のデジタル化が進められています。

マスコットキャラクターとイベント

また、広島ホームテレビにはマスコットキャラクター「ぽるぽる」があり、地域イベントなどにも登場して地域のPRを行っています。

企業の姿勢

広島ホームテレビは、「つながっている」をキャッチフレーズに掲げており、地域との結びつきを重視した運営を行っています。今後も地域住民のニーズに応じた質の高い情報を提供し続けることを目指しています。

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